突然喋りだすウッディ人形の怪! ヤバすぎて博物館に封印へ、『トイ・ストーリー』は実話だった!?

 現在全国の映画館で、ディズニー・ピクサー映画『バズ・ライトイヤー』が公開中だ。今回の作品は人気シリーズ『トイ・ストーリー』に登場するメインキャラクターの一人、宇宙飛行士のおもちゃ「バズ」にまつわる本来の物語となっており、過去のシリーズとは世界観が異なるものの多数のオマージュを含んだものになっている。

 そんな『トイ・ストーリー』シリーズの主人公は、カウボーイ姿の人形ウッディだ。木や布で作られており、背中の紐をひっぱると喋るという昔ながらの人形で、他のおもちゃに比べてかなり年季が入った描写もなされている。そして、このウッディを忠実に再現したおもちゃも販売されており、実際に背中の紐をひっぱることで映画と同じ英語の台詞が流れる仕組みになっている。

 そんなリアルなウッディの人形が、仕掛けを作動していないにもかかわらず突然喋り始めた――という体験談が、オカルト研究家の山口敏太郎氏の元に寄せられたのだ。

突然喋りだすウッディ人形の怪! ヤバすぎて博物館に封印へ、『トイ・ストーリー』は実話だった!?の画像1
突然喋り始めたウッディー人形(右)

 報告者によれば今から10年程前、クリスマスに輸入品のウッディ人形を購入し、子どもにプレゼントしたという。その後、子どもが大きくなっておもちゃで遊ぶこともなくなったため、他の粗大ゴミと一緒にこの人形も捨てることにしたのだという。自動車の後部座席に人形を積み込み、市のゴミ処理場が近づいた時――。誰も触れていないのに、ウッディ人形から音声が流れたという。まったく同じ展開が映画『トイ・ストーリー』でも描かれていたことに気づき、報告者は「これは捨ててはいけない!」と直感。人形だけは処分せずに持ち帰った。「車の振動が伝わって喋りだしたのかもしれませんが、映画そのままの体験でした」と報告者は語っている。

 そんな「喋るウッディ」人形の実物が、なんと山口敏太郎の元に届けられた。おもちゃ自体も年期が入っているためか、ひもを引っ張ると音声が流れるものの、かなり聞き取りづらい細々とした声になっている。しかし状態は非常によく、目立った汚れもみられない。この人形は近い将来、千葉県銚子市に存在する山口敏太郎氏の妖怪博物館に展示される予定とのことだが、今後も独りでに喋り始めることがあるのだろうか?


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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