不可解な状況で謎の死を遂げた3人 悲鳴メッセージ、煙突逆さ吊り、テディベアに囲まれた遺体…
■テディベアに囲まれた“自殺”(リチャード・グリーン)
さらに奇妙な事件は、シャーロック・ホームズの専門家を自認していたリチャード・グリーンの死だろう。
まるで、ミステリー、探偵小説、未解決事件への関心が、彼自身の不可解な死を招いたかのような不思議な事件が起こったのは2004年3月27日のこと。リチャードは自分のベッドで、テディベアに囲まれ、首にはロープが巻かれた状態で見つかった。奇妙なことに、ロープの先には木のスプーンが結ばれていた。
見た目には、あまりにもぬいぐるみが整然と並べられていたので、他殺が疑われた。しかし、なぜロープの先にスプーンを結んだのだろうか?
この事件について警察は長い間結論を出せずにいたが、結局“自殺”と断定した。
法医学者の報告書によると、スプーンを使った自殺は難しいが、ある程度の技術があれば可能であるという。
この事件の奇妙なところは、リチャードが、死の直前に個人的に保管していたコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』に関する原作の一部を売却することに反対していたことだ。
これはどうやら何者かにとって不都合な話だったらしく、死の1週間前にリチャードは、「シャーロック・ホームズ・クラブの誰かが自分を狙っている」と、身の危険を案じる発言していたとされる。しかし、それでも彼は、原稿に対する自分の立場を変えることはなかった。
その結果、シャーロック・ホームズの大ファンであったリチャード・グリーンは、テディベアに囲まれた死体となって発見されることになった。彼の死はいまも謎に包まれたままだ。
今回紹介した事件の謎が全て解明され、亡くなった人々の魂と遺族に平穏が訪れることを願いたい。
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2024.10.02 20:00心霊不可解な状況で謎の死を遂げた3人 悲鳴メッセージ、煙突逆さ吊り、テディベアに囲まれた遺体…のページです。怪事件、謎、不審死、不可解などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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