20人を焼き殺した14歳の少女! 胸糞な犯行理由とは?

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画像は「Getty Images」より

 2019年7月に発生した「京都アニメーション放火殺人事件」。36人の命を奪った青葉真司被告の犯行理由は、京都アニメーションに「自分の小説が盗まれたから」というもの。しかし、そのような事実は確認されておらず、青葉被告の言いがかりだと見られている。

 根拠薄弱な理由で大勢の命を奪った青葉被告だが、同様に身勝手な理由で20人が焼死させられる痛ましい事件が海外で起こった。

 南米のガイアナにて、中学校の女子寮が放火により全焼し生徒を含む20人が焼死するという事件が発生。犯人はなんとこの学校に通う14歳の少女で、「携帯電話を取り上げられて」イライラしたことがきっかけで放火してしまったというのだ。

 この事件は22日月曜日の午前過ぎ、首都ジョージタウンから約321キロ離れたガイアナ中部の鉱山町に建つマディア中等学校の女子寮にて火災が発生した。当局によれば、犯人の少女は負傷者として救出された数名の中におり、携帯電話を没収されたことに腹を立てて凶行に及んだと語っているそう。彼女は年上の男性と不倫しており、寮を管理する職員に連絡手段である携帯電話を没収されたため、寮に放火すると宣言。その後、本当に浴室エリアに火を放ったとされている。

 ここまで被害が大きくなってしまった理由には、入寮している女子生徒の時間外外出を防ぐため、消灯時に寮長によって施錠されていた点もあるという。夜になると寮を抜け出してしまう生徒も多かったそうだが、同時に犯罪に巻き込まれてしまうことも少なくなかったため、施錠せざるを得なかったと地元当局の担当者はAP通信に語っている。

 CBSが報じたところによると、被害者のうち1人を除く全員が、遠隔地の村に住む12歳から18歳の先住民の少女で、残るもう一人の犠牲者は寮長の5歳の息子だったという。同州は現状について「非常に悲しい状況」とし、学校や家族と協力して、彼らが必要とするすべてのサポートを提供するつもりだと明らかにしている。また、放火の犯人となった少女と交際していた男性については、彼女の年齢を理由に法定強姦で起訴される見込みだという。

参考:「Daily Star」ほか

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文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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