アメリカ政府が隠蔽?「メルの穴」の正体とは…深さ24km、投げ込んだ死体が蘇り、UFO目撃も… 全米戦慄“呪われた穴”の謎

 ウォーターズ氏は言われた通りにオーストラリアで2年ほど暮らしたが、アメリカに帰ろうとすると戻るなという警告を受けたという。警告を無視してアメリカに渡ると、ワシントンに向かうバスで警察に捕まり、気がつけばサンフランシスコの街中にいて、歯が一本抜けていて腕には注射の痕が残っていた。この間の2週間の記憶はまるで残っていないという。

 それでもワシントンにたどり着くと、今度は黒い服を着た不気味な人物に脅され、土地は政府の支配下にあると言われたという。さらに航空写真や地図を提供する「TerraServer」というサイトでも、メルの穴のある土地はすっかり消されていたということだ。

■メルの穴を求めて

 すっかり有名になったメルの穴だが、当然、その秘密を解き明かそうとする人々が現れた。ウォーターズ氏はメルの穴の正確な位置について話さず、多くの人々がメルの穴の場所を捜し求め、ウォーターズ氏以外にもメルの穴を実際に見たという目撃証言も出てきた。

 その中でも特に知られているのは、ジェラルド・R・オズボーン、またの名をレッド・エルクというネイティブアメリカンの血を引く男性だ。彼は1961年頃から何度もその穴の場所に行っており、UFOも見たと話しており、現在では政府がその場所をエイリアンにまつわる秘密基地にしていると主張している。だが、そのレッド・エルク自身も2002年にはメルの穴発見に失敗している。

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