19世紀~90年代の激ヤバ宇宙人事件「第三種接近遭遇」5選!校庭にUFO、エイリアンの死体… 壮絶エピソード

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 米紙「New York Post」が同社のYouTubeチャンネルで配信しているUFO情報番組が注目を集めている。著名なUFO研究家とドキュメンタリー映像監督が掘り下げるUFOの話題は“第三種接近遭遇”である。

■5つの“第三種接近遭遇”事件

 UFO研究家のニック・ポープ氏とドキュメンタリー映像監督のスティーブン・グリーンストリート氏が手掛けるUFOについての動画番組「The Basement Office」が好評を博している。エピソード10では、これまでのUFO事件史から“第三種接近遭遇”に焦点を当てて5つの事件を振り返る内容になっている。

 米空軍のUFO調査プロジェクトに参加した天文学者のジョーゼフ・アレン・ハイネック博士は自著の中で、UFO遭遇体験を3段階に分類した。

 それによると、「第一種接近遭遇」とは約150メートル以内の距離からUFOを目撃することで、「第二種接近遭遇」はUFOが周囲の環境に何らかの影響(音、風、熱、電波、化学物質、物理的接触)を及ぼすことである。そして「第三種接近遭遇」は、空飛ぶ円盤の搭乗員と接触することだ。

 両氏は今回、この「第三種接近遭遇」の観点から興味深い5つのUFO事件を紹介しているのだ。

■オーロラUFO墜落事件

 1世紀以上も前の1897年4月17日に起きた「オーロラUFO墜落事件」は、地元の人によれば、アメリカ合衆国テキサス州オーロラの近くで農場でUFOが墜落した事件である。この事件ではUFOに搭乗していたエイリアンの遺体との「第三種接近遭遇」が起きている。

 近くには墓地があり、地元の人々はこの遺体を墓に埋葬したと話している。この話が本当であれば調査のために墓を掘り返してみれば何らかの痕跡が残っているとも思われるが、1970年代と2008年に行われた調査ではどちらもエイリアンの遺体に関係する物証は得られなかった。

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画像は「YouTube」より

 しかしUFOが墜落したとされる現場では奇妙な金属片がいくつか見つかっている。分析してみたところアルミニウムが主成分の奇妙な合金が多く、またいくつかの金属片は成分の特定ができなかったということだ。

 UFOの遺体を埋葬したという話が本当であるとすれば驚くべきことだが、100年以上も前のことで当然ながら当事者は皆亡くなっているため、事実上迷宮入りになっていると言えるだろう。

■ソコロUFO事件

「ソコロUFO事件(ロニー・ザモラ事件)」とは、1964年4月24日17時45分にアメリカ合衆国ニューメキシコ州ソコロで起こったUFO遭遇事件である。

 ニューメキシコ州ソコロの警察官であるロニー・ザモラ氏は勤務中に屋外で爆発音を聞き、音の発信源と思われる現場に駆けつけてみると、遠くに卵型の金属製の車ほどの大きさの物体を発見する。そしてその物体のそばに2体の小さな人の姿があったのだ。

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 爆発音はこの物体が地面に衝突した音で、中にいたエイリアンがいったん外に出てきたような光景にも推察できる。

 しばらくすると人影はなくなり、卵型の物体は垂直に浮き上がってから飛び去ってしまったということだ。

 ザモラ氏は物体があった地点まで行き、地面を調べてみると何らかの重量のある物体を支えていた4本の脚がつけたと見られる圧迫痕があり、焼け焦げた痕跡もあった。現場の様子を撮影した写真も残されている。

■ヴァレンソール事件

 1965年7月1日、フランス・ヴァレンソールのラベンダー畑で起きた第三種接近遭遇が「ヴァレンソール事件」である。

 農夫モーリス・マッセ氏は自分のラベンダー畑で、全長4.5メートルほどの卵型の奇妙な物体が着陸するのを目撃した。そしてそこには2体の小さな人型のエイリアンがいたのだ。目撃情報によれば、頭が極端に大きく、つりあがった大きな目をした“グレイ”タイプであった。

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 マッセ氏は彼らに近づこうとしたがなぜか身体が痺れて動けなくなり、しばらくすると彼らは物体の中に乗り込み、このUFOは飛び立っていった。マッセ氏の痺れは解けて動けるようになったが、その後しばらく体調を崩したということだ。

 卵型の物体が着地していた地点を専門家が調べたところ、周辺の植物は腐敗し、他の場所よりもより多くのカルシウムを検出した。この着地部分ではその後10年間、ラベンダーが育たなかったということだ。

■カナリア諸島のUFO

 1976年6月22日の夜、カナリア諸島に光り輝く巨大なオーブが飛来して一帯の上空を飛び回り、かなりの数の島民が目撃した。写真も数多く撮影され、翌日のスペイン各紙の紙面を賑わせた。

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画像は「YouTube」より

 この時、患者宅から帰るタクシーに乗っていた外科医もまたこの巨大なオーブを目撃したのだが、よく見るとこのオーブの中が透けて見えてきて、2体の人影が確認できたというのである。外科医以外にもオーブの中に人影を見たという報告がいくつかあり、スペイン政府当局が積極的にこれらの目撃証言を収集して文書に残していることもこの事件の特殊性をよく表している。

 スペイン海軍の艦船からもこのオーブが目撃されたこともあり、スペイン軍はこの後集中的に調査を行い、同日に確かにこのオーブが出現したことを認めたものの、最終的に「未確認飛行現象(UAP)」であると結論づけた。

■アリエル小学校UFO事件

 1994年9月16日、ジンバブエの首都ハラレから約20キロの距離にある小学校の校庭の上空に突如、3つの未確認飛行物体が出現したのが「アリエル小学校UFO事件」である。

 校庭にいた60人の児童が空を見上げる中、この銀色で円盤状のUFOが機敏な動きで飛び回り、100メートルほど離れた雑木林に着陸した。そして着陸したUFOの中から2体の人型エイリアンが姿を現したのだ。

 この一件に興味を持ったハーバードメディカルスクールの精神科医であるジョン・マック教授が現地へ赴き、児童1人1人から証言を集めてまとめている。目撃した児童たちの話にはそれほど食い違いはなかったのだが、その中にはこのエイリアンからテレパシーのような方法でメッセージを受け取ったという証言もあった。

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画像は「YouTube」より

 そして比較的最近の事件であるため、目撃者は今も健在であり今後もインタビューが可能な点も興味深い。

 まさに“未知との遭遇”となるこれら5つの第三種接近遭遇事件に再び注目が集まっているようである。

 

※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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