ディズニー「ホーンテッドマンション」で“遺灰”散布騒動!ゲストの身勝手な行為に批判殺到

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 フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで、あるゲストがアトラクション「ホーンテッドマンション」内で人骨を散布しようとしたため、一時的に閉鎖・避難騒ぎとなる異様な事件が発生した。

 テーマパークでは繰り返し問題となっているというこの行為は、他のゲストに大きな迷惑をかけるだけでなく、パークの運営にも支障をきたす。一体なぜ、このような行為が繰り返されるのだろうか。

ホーンテッドマンションでの人骨散布の目撃情報

 あるゲストからの報告によると、「ホーンテッドマンションで人骨を散布する人がいて、今まさにアトラクションが停止し、避難が始まっている。身勝手な行為であることはもちろん、愛する人の遺灰はネズミの糞などのゴミと一緒にバケツに吸い取られ、捨てられることになる。これ以上恥ずべき最後はない。さらに、犯人が特定されれば(アトラクション内にはカメラが設置されている)、ディズニーリゾート全体への出入りが禁止される可能性もある。お願いだから、こんなことはしないでほしい」という。

 ホーンテッドマンションのようなアトラクションには監視カメラが設置されており、スタッフはゲストの安全と清潔さを確保するために、このような状況に迅速に対応するよう訓練されている。今回の事件も、スタッフの迅速な対応により、事態は収束に向かった。

 ディズニーパーク内での人骨散布は、パークの規則違反であるばかりか、多くの地域で違法行為である。発覚した場合はパークからの永久追放もありうる。

 ホーンテッドマンションのような人気アトラクションは、故人が生前好んだ場所に遺灰を残したいという気持ちを引きつけるのかもしれない。しかし、このような行為は運営の妨げとなり、衛生上の懸念も生じさせる。結果として、遺灰は意図せずとも無残な形で処分されることになる。

 追悼の気持ちは理解できなくもないが、場所と方法をわきまえる必要があるだろう。ディズニーパークは楽しい思い出を作るための場所であり、決して埋葬の場所ではない。今回の事件は、他のゲストへの配慮とパークのルール順守の重要性を改めて示すものとなった。

 ホーンテッドマンションには既に999人の幽霊がいるのだ。これ以上増やす必要はないだろう。

参考:Inside the Magic

TOCANA編集部

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