“生きたヒヨコ”を飲み込み男性死亡…オカルト儀式が原因?ヒヨコは一命を取り留める

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 インド中部チャッティースガル州で、生きたヒヨコを飲み込んだ35歳の男性が死亡するという奇妙な事件が発生した。オカルト儀式に関連した行為とみられており、医師や村人たちを困惑させている。

男性がヒヨコを飲み込み死亡:オカルト儀式との関連は?

 この奇妙な事件の犠牲者は、チャッティースガル州アンビカプールにあるチンドカロ村のアナンド・ヤダヴ氏。入浴後、自宅で倒れ、めまいを感じて意識を失ったため、家族が近くの病院に搬送したが、まもなく死亡が確認された。

 検死を行った医師は当初、死因を特定できなかった。しかし、ヤダヴ氏の喉の近くの切開から、体長約20センチの生きたヒヨコが発見された。検死を行ったサントゥ・バッグ医師は、ヒヨコが気道と食道を塞ぎ、窒息死した可能性が高いと説明した。「1万5000件以上の検死を行ってきたが、このようなケースは初めてだ」と、バッグ医師は語っている。

 ヤダヴ氏の死を取り巻く異様な状況から、村人たちはオカルト儀式との関連を疑っている。一部の住民によると、ヤダヴ氏は「タントリック」(祈祷師)と接触しており、不妊に悩んでいたという。村人たちは、彼が父親になるという願いを叶えるための儀式の際に、ヒヨコを飲み込んだのではないかと考えている。地元警察は、事件の正確な原因を特定するために捜査を開始した。

インドで相次ぐオカルト関連事件:祈祷師が12件の殺人を自白

 オカルト儀式とみられる別の事件では、グジャラート州アーメダバードで、祈祷師として活動していた42歳の男が、12人を殺害したことを自白し、警察の拘留中に死亡した。

 警察は12月3日午前1時頃、ビジネスマン殺害を企てたとしてナヴァルシン・チャウダを逮捕した。チャウダはタクシービジネスのパートナーとともに犯行を計画していたが、パートナーが警察に通報したという。警察は、チャウダのオカルト行為と人身御供への関与の可能性について、12月10日午後3時まで勾留した。

「12月8日午前10時頃、チャウダは体調を崩し、救急車で市民病院に運ばれたが、医師は到着時に死亡を確認した。被告は尋問中に12件の殺人を自白し、すべての死は亜硝酸ナトリウムの摂取によるものだった」と当局者は述べている。

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 警察副長官のシヴァム・ヴェルマ氏は、被告はオカルト儀式中に犠牲者に水に溶かした亜硝酸ナトリウムを摂取させて12件の殺人を犯したと自白したと述べた。

 インドではオカルトにまつわる事件が後を絶たない。今回の事件も、オカルトへの信仰と、それがもたらす危険性を改めて認識させるものとなった。TOCANAが言うのもなんだが、オカルトはほどほどに。

参考:Hindustan Times

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