“毎月2日に現れる”謎のバナナ！奇妙な供物の正体とは＝イギリス

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　誰が、なぜ、こんなことを？イギリスの小さな町ビーストンで、毎月2日に道路脇に置かれる「謎のバナナ」が話題を呼んでいる。1年以上も続くこの奇妙な現象は、ついに世界的なニュースにまで発展した。一体この小さな町で何が起こっているのだろうか。

毎月2日、現れるバナナの謎

　ビーストンの町で不可解な出来事が続いている。毎月2日、決まって道路脇の同じ場所に皮を剥かれたバナナが大量に置かれているのだ。しかも、ハチミツのようなものがかけられているというのだから、さらに奇妙だ。

　住民のジェームズ・オビエド氏は「とても奇妙だ。いつも大量の皮を剥かれたバナナが皿に盛られており、ハチミツのようなものがかけられているようだ」と語っている。バナナの数は15本から20本ほどで、昨年から、あるいは2023年から続いているという証言もある。

　この奇妙な「供物」を置く人物の姿を目撃した者はいない。バナナは教会の向かい側に置かれることから、宗教的な儀式との関連性を疑う声もある。また、野生動物のための餌ではないかという推測もあるが、それでは毎月2日という規則性を説明できない。真相は謎に包まれたままだ。

UK: Residents raise alarm over monthly peeled banana plates in junction

Residents of a UK town in Nottinghamshire, England, have raised the alarm over a monthly plate of peeled bananas left at their junction every month for over a year.

A resident, Clare Short, made this known… pic.twitter.com/K4gTkEA1Ys

— Lere Olayinka – Aresa 1 (@OlayinkaLere) January 7, 2025

バナナの謎、ついに世界へ

　不可解な現象に面白みを感じる人もいるかもしれない。しかし、ビーストンの住民の多くは、この状況に困惑している。放置されたバナナはカビが生え、不衛生な状態になるため、「奇妙で不快だ」と感じる住民も多い。

　クレア・ショート氏はこの奇妙な行為をやめてもらうよう、現場に看板を設置した。しかし、1月2日に再びバナナが現れた後、彼女は看板を撤去した。「大ごとにしたくない」というのがその理由だ。だが、皮肉にも、この一件は世界的なニュースとなり、もはやビーストンだけの問題ではなくなってしまった。

果たして、2月2日にはバナナは現れるのだろうか。世界中の注目が集まる中、ビーストンの住民たちは、この奇妙なバナナの謎がついに解明されることを期待している。

参考：BBC、ほか

文＝青山蒼

青山蒼

1987年生まれ。都市伝説マニア。

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