歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書” ― 人類の起源と失われた超能力の謎

人類の歴史は、我々が学校で教えられてきた物語だけが全てではないのかもしれない。考古学者たちは、時に主流の歴史観とは全く異なる視点から人類の起源や能力を描いた、驚くべき古代の禁断の書を発見してきた。
それらの多くは、単なる「神話」として片付けられ、歴史の教科書からは無視されてきた。しかし、これらの物議を醸す古代文書は、我々が知る文明の基盤そのものを揺るがしかねない、衝撃的な内容を秘めている。
ここでは、歴史の常識を覆す可能性を秘めた、5つの禁断の書を紹介しよう。
1. トートの書

人類史上、最も神秘的な書物の一つ。古代エジプトの知恵と文字の神トートによって書かれたとされるこの聖なる書は、無限の知識を与えると言われている。
伝説によれば、この本を読んだ者は、大地、海、空、そして天体の秘密を解き明かし、それらを支配する力を手に入れることができるという。断片的に発見されているパピルスには、魔術や儀式、占星術に関する記述が含まれているとされ、古代エジプトの神官たちが用いた、失われた知識の集大成であると考えられている。
2. コルブリンの聖書
The Kolbrin Bible: A 3,600-Year-Old Manuscript Can Erase History As We Know It!
byu/ZmajLee inreligion
約3600年前に書かれたとされる、もう一つの聖書。旧約聖書とほぼ同時期に執筆されたと考えられるこの古代文書は、人間の進化、創造論、そしてインテリジェント・デザイン(知的設計論)について、独自の理解を示している。
様々な著者によって書かれた11の書物で構成されており、主流のユダヤ・キリスト教の教義とは異なる、もう一つの創世記とも言うべき内容が記されているという。
3. エノク書
ノアの曽祖父であるエノクによって書かれたとされる、古代ユダヤの宗教写本。正典(公式な聖典)とは見なされていないが、キリスト教の信仰に多大な影響を与えた、最も重要な偽典(ぎてん)の一つとされている。
この書には、天界の秘密や天使たちの物語、そして「ウォッチャー(監視者)」と呼ばれる堕天使たちが、人間の娘と交わり、「ネフィリム」と呼ばれる巨人族を生み出したという、驚くべき記述が含まれている。
4. 巨人の書

約2000年前に書かれ、死海文書と共にクムランの洞窟で発見されたこの書物は、エノク書にも登場する巨人族「ネフィリム」の物語を、さらに詳しく記している。
この古代文書によれば、巨人たちはその暴力的な性質ゆえに、神による滅びが差し迫っていることを悟ったという。そして、彼らの窮状を神に伝えるため、預言者エノクに仲介を依頼したとされている。これは、かつて地球を闊歩していたという、失われた巨人族の存在を示唆する、貴重な記録なのかもしれない。
5. アルス・ノトリア

ソロモン王の魔術書『レメゲトン』の一部とされる、最も物議を醸し、謎に包まれた魔術書。
伝説によれば、この禁断の書に記された儀式に従うことで、超人的な能力を授かることができるという。ヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語など、複数の言語で書かれた祈りや呪文が含まれており、神聖な知識と悪魔学が融合した、究極のグリモワール(魔術書)であると信じられている。
これらの禁断の書は、我々が知る歴史が、氷山の一角に過ぎない可能性を示唆している。その封印されたページが完全に解き明かされた時、我々は人類の真の歴史を、もう一度学び直すことになるのかもしれない。
参考:The Ancient Code、ほか
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2024.10.02 20:00心霊歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書” ― 人類の起源と失われた超能力の謎のページです。巨人、古代エジプト、禁断、ネフィリム、エノク書などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで