2050年、人類は“異形の姿”になる!?「座りすぎ」が招く衝撃の未来像、専門家が警告する「不活動の伝染病」とは

2050年、人類は“異形の姿”になる!?「座りすぎ」が招く衝撃の未来像、専門家が警告する「不活動の伝染病」とはの画像1
画像は「WeWard」より

 ソファに座ったまま食事を注文し、リモート会議をこなし、友人とつながる。現代の便利な生活は、私たちから「動く」という基本的な行為を静かに奪い始めている。専門家は、この深刻な運動不足を「不活動の伝染病」と呼び、警鐘を鳴らす。

 もし、このままの生活を続けたら、私たちの身体は一体どうなってしまうのか?ウォーキングアプリ「WeWard」のチームが、医学的研究に基づいて作成した未来予測モデル「サム(Sam)」は、その恐るべき答えを私たちに突きつける。これは、ハロウィンの仮装ではない。2050年、座りっぱなしの生活を送る平均的な人間の、衝撃的な未来の姿なのだという。

猫背にたるんだ腹、落ち窪んだ目…「サム」が示す恐怖の身体変化

 AIによって生成された未来予測モデル「サム」の姿は、まさにグロテスクそのものだ。

2050年、人類は“異形の姿”になる!?「座りすぎ」が招く衝撃の未来像、専門家が警告する「不活動の伝染病」とはの画像2
画像は「WeWard」より

姿勢の悪化(テックネック): 長時間スクリーンを覗き込むことで、頭は前に突き出て背中は丸くなる。いわゆる「テックネック」だ。これは慢性的な首や肩の痛みを引き起こす。

体重増加と肥満: 活動量が減れば、消費カロリーも代謝も低下する。使われなかったエネルギーは脂肪として、特に腹回りに蓄積され、肥満や糖尿病、心臓病のリスクを高める。

落ち窪んだ目とデジタル眼精疲労: スクリーンを見つめ続けることで瞬きの回数が減り、目は乾燥し赤くなる。長期的には眼精疲労や視力低下を招き、目の周りには濃いクマができる。

むくんだ足首と静脈瘤: 座りっぱなしの姿勢は血行を悪化させ、体液が足に溜まりやすくなる。その結果、足首はむくみ、静脈瘤ができ、最悪の場合は血栓のリスクも増大する。

薄毛と肌の老化: 慢性的なストレスや血行不良は、頭皮への栄養供給を妨げ、薄毛を加速させる。また、スマホから発せられるブルーライトは、肌の早期老化や色素沈着を引き起こす原因ともなる。

 この衝撃的な未来像は、ブラッド・ピットやオプラ・ウィンフリーといった有名セレブにも適用された。AIが描き出した彼らの変わり果てた姿は、どんな人間も「座りすぎ」の呪いからは逃れられないことを物語っている。

2050年、人類は“異形の姿”になる!?「座りすぎ」が招く衝撃の未来像、専門家が警告する「不活動の伝染病」とはの画像3
画像は「Daily Mail Online」より

身体だけではない、心を蝕む「座りすぎ」のリスク

 「サム」が示したのは、あくまで外見上の変化に過ぎない。しかし、運動不足がもたらす悪影響は、目に見えない部分でさらに深刻だ。座りっぱなしのライフスタイルは、身体だけでなく、私たちの精神にも大きなダメージを与える。

 専門家によれば、運動不足はストレスや不安、うつ病のリスクを高めることが知られている。さらに、特定のがんや心臓病、高血圧といった、命に関わる重大な病気の発症リスクも増加させるのだ。

未来を変えるための第一歩

 では、私たちはこの恐ろしい未来をただ待つしかないのだろうか。答えは「ノー」だ。「WeWard」は、「もし何か怖いものを見たいなら、利便性を優先し続けた場合の私たちの未来に目を向けるだけで十分だ」と語る。

 このグロテスクなモデル「サム」は、私たちに警鐘を鳴らし、立ち上がるきっかけを与えるために作られた。未来はまだ変えられる。重要なのは、日々の生活の中に意識的に「動き」を取り入れることだ。

 エレベーターの代わりに階段を使う、一駅手前で降りて歩く、あるいは単純に、30分に一度立ち上がってストレッチをする。そんな些細な行動の積み重ねが、2050年のあなたの姿を大きく変えることになるだろう。

 便利な生活に甘えるのか、それとも自らの足で健康な未来を歩むのか。選択は、今この瞬間を生きる私たち一人ひとりに委ねられている。

参考:WeWardDaily Mail、ほか

関連キーワード:,
TOCANA編集部

TOCANA/トカナ|UFO、UMA、心霊、予言など好奇心を刺激するオカルトニュースメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

2050年、人類は“異形の姿”になる!?「座りすぎ」が招く衝撃の未来像、専門家が警告する「不活動の伝染病」とはのページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング11:35更新