軍服を着たエイリアンに遭遇し、記憶を消された? 元米兵が語る“ワニのような目の異星人”との接触とミッシング・タイム

米空軍の退役軍人であり、UAP(未確認異常現象)の内部告発者でもあるジェイソン・サンズ氏が、1994年にネバダ州のネリス空軍基地近くで体験したという驚くべき遭遇について語り始めた。彼はそこで、軍服のようなものを着た「青い肌でワニのような目をしたエイリアン」と直接対話し、損傷した宇宙船の修理を頼まれたというのだ。
奇妙なヒューマノイドとの遭遇
サンズ氏は、英国人の母とグリーンベレーの父を持つ軍人一家に生まれた。空軍では信号諜報(SIGINT)の専門家として活躍し、「砂漠の嵐」作戦などにも参加した後、ネリス空軍基地へ配属された。そこで彼は「グルーム・レイク(エリア51)」に関連する特別アクセスプログラム(SAP)への参加を打診されることになる。
事件が起きたのは、彼が「レッドフラッグ」演習に参加していた時のことだ。ブラック・マウンテンへ向かう車列の先頭車両に乗っていた彼は、道路脇に立つ一人の兵士のような人物を目撃する。その人物は強風に逆らうような前傾姿勢で、不自然な走り方でこちらへ向かってきた。
車が近づくと、サンズ氏はその人物の肌が薄い青色をしていることに気づいた。最初は凍えているのだと思ったが、同乗者が「耳がないぞ!」と叫んだことで状況は一変する。サンズ氏が車を降りて近づくと、その存在には耳がなく、目は人間の倍ほど大きく、まるでワニやガラガラヘビのような眼差しをしていた。彼は本能的な恐怖に襲われたが、相手から攻撃の意志は感じられなかったという。
テレパシーによる会話と「ドリームランド」への嫌悪感
恐怖の中で、不思議なコミュニケーションが始まった。相手は北欧語のような未知の言語を話していたが、その意味はテレパシーのように直接サンズ氏の脳内に響いてきた。「宇宙船が故障した。修理のために特定の物質が必要だ」と、その存在は訴えた。
サンズ氏が「ドリームランド(エリア51)」の方角を指して、「あそこにいる人たちなら助けられるかもしれない」と提案すると、相手からは強烈な嫌悪感が伝わってきたという。まるで「あそこの人間は野蛮で原始的だ」と言わんばかりの拒絶反応だった。
約45メートル離れた場所には、卵型の白いコックピットを持つ奇妙な宇宙船が停まっていた。それは既存のどの航空機とも異なる形状をしていた。最終的にサンズ氏がラスベガスの大学教授を紹介すると、その存在は納得したように宇宙船に戻り、奇妙な音と共に垂直に浮上し、飛び去っていったという。

「ミッシング・タイム」と消された記憶
宇宙船が去った後、車に戻ったサンズ氏は奇妙なことに気づく。遭遇中、同乗していた他のメンバーは「ゾンビのように」放心状態だったが、彼が戻ると突然我に返り、今の出来事を全く覚えていなかったのだ。上官だけは何かを知っている様子で「このことは話すな」と強く口止めしたという。サンズ氏は、彼らが「ミッシング・タイム(記憶の喪失)」を経験したのではないかと推測している。
さらにサンズ氏自身も、その日の昼食後に記憶が途切れる体験をしている。彼は何かに導かれるように一人で外へ歩き出し、そこから記憶がプッツリと途絶えてしまったのだ。
長年沈黙を守ってきた彼だが、2022年にUAPタスクフォース関係者からの接触を受け、自身の体験を語り始めた。当時の同僚に確認を求めても連絡が途絶えるなど、不可解な状況は続いているが、彼は嘘発見器にかかることも厭わないと語り、自身の証言の真実性を訴え続けている。
30年という時を超えて語られた「青い肌の訪問者」。その奇妙な具体性は、単なる作り話として片付けるにはあまりにも生々しい。
Alien Whistleblower Reveals CRAZIEST Alien Encounter Ever | Jason Sands & James Fox@jamescfox @JasonTSands pic.twitter.com/cUPD4dAVTH
— Julian Dorey (@juliandorey) January 18, 2025
参考:Howandwhys、ほか
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2024.10.02 20:00心霊軍服を着たエイリアンに遭遇し、記憶を消された? 元米兵が語る“ワニのような目の異星人”との接触とミッシング・タイムのページです。エリア51、レプティリアン、宇宙船などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで