【戦慄のUFO遭遇】緑の光線を浴びた男を襲った”白血病”の謎… ブラジル・クリシャーシュ事件の真相と隠された意外な真実

1967年、ブラジルの奥地で一人の男がUFOに遭遇し、そのわずか59日後にこの世を去った。その死因は、UFOから放たれた謎の「緑色の光線」による放射線病だったという。この「クリシャーシュ事件」は、単なる目撃談を超えた、エイリアンによる人間への直接的な攻撃事例として、UFO研究史にその名を刻んでいる。
しかし、このあまりに衝撃的な物語の裏には、長年語られてこなかった別の側面も存在している。伝説の幕開けから、後年の調査で判明した意外な事実までを紹介しよう。
遭遇と反撃:ウィンチェスター銃と謎の「緑の光」
事件は1967年8月13日、ブラジルのゴイアス州クリシャーシュにあるサンタ・マリア農場で起きた。農場作業員のイナシオ・デ・ソウザと妻のマリアが帰宅途中のこと、彼らは農場内の滑走路に「逆さまの皿」のような形をした奇妙な物体が静止しているのを目撃した。
その近くには、まるで子供のように跳ね回る3人のヒューマノイドの姿があった。当時の記録によれば、彼らは髪の毛がなく、淡い黄色のぴったりとした服を着ていたという。イナシオたちが近づくと、その不気味な存在は二人の方へと駆け寄ってきた。

身の危険を感じたイナシオは、持っていたウィンチェスター銃でヒューマノイドの一人を狙い、引き金を引いた。その瞬間、UFOから一筋の「緑色の光線」が放たれ、イナシオの左胸を直撃した。ヒューマノイドたちはすぐさま機体に乗り込み、UFOは垂直に上昇して瞬時に姿を消したという。

59日間の闘病:診断された「放射線性白血病」
事件の直後から、イナシオの体調は急速に悪化していった。激しい吐き気、手足のしびれ、震えに襲われた彼は病院へと運ばれた。そこで医師たちが目にしたのは、彼の左胸から肩にかけて残る、直径15センチほどの円形の奇妙な火傷の痕だった。
精密検査の結果、下された診断は「末期の白血病」。しかも、それは放射線被曝によるものだと医師は判断したとされる。イナシオは衰弱の一途をたどり、事件からわずか59日後の10月11日に亡くなった。彼は死の間際、自分が着ていた服と寝ていたベッドをすべて焼くよう妻に言い残したという。
この話は、著名なUFO研究家イケル・ヒメネス氏の著書などを通じて世界中に広まり、「UFOによる殺人事件」の代表例として語り継がれることになった。

伝説の崩壊:調査で見えてきた「もう一つの真相」
あまりにセンセーショナルなこの事件だが、実は1975年に発表された「ブラジル空軍(FAB)」傘下の調査機関による報告書で、その信憑性が大きく揺らいでいる。
ブラジルUFO研究界が過去の事例を再検証した結果、クリシャーシュ事件は「不十分な調査に基づくもの」として、公式リストから除外されたのだ。その最大の理由は、医学的な記録の矛盾にある。
当時の調査チームが、事件に関わった医師や関係者を追跡したところ、驚くべき事実が浮上した。イナシオはUFOに遭遇する以前から、すでに重度の白血病を患っていた可能性が極めて高いというのだ。さらに、物語の出所となった農場主(当時の中央銀行総裁とも噂される有力者)の証言以外に、謎の光線による攻撃を裏付ける客観的な証拠も見つからなかった。

結論:語り継がれる恐怖と「真実」の距離
クリシャーシュ事件は、今でも「エイリアンによる放射線攻撃」の恐怖の象徴として度々話題になる。しかし、真に調査を突き詰めていくと、それは不運な病に侵されていた男性の最期に、当時のUFOブームや地元の有力者の思惑が重なり合って生まれた「現代の神話」であった可能性が見えてくる。
「情報を広めるのは誰にでもできるが、真実を突き止めるのは困難だ」という言葉の通り、この事件は私たちに、ショッキングなニュースの裏側にある「情報の出所」を見極める重要性を教えてくれている。
参考:Espacio Misterio、3xstrange、ほか
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