アメリカ警察が“禁断の兵器”を投入か? 指向性音波で脳を破壊する「神の声」…静かな拷問器“LRAD”とは

2026年1月27日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス近郊のメイプルグローブで、耳を疑うような光景が繰り広げられた。移民税関捜査局(ICE)への抗議デモに対し、州警察が「軍事レベルの音響兵器」を投入。抗議者たちを恐怖に陥れたのだ。
この兵器の名は「LRAD(エルラド:長距離音響発生装置)」。かつてイラクの戦場で「神の声(Voice of God)」と呼ばれ、敵軍を無力化するために使われたデバイスが、今やアメリカ国内の一般市民に向けられている。
この兵器、拡声器の親玉くらいに思っていたら大間違いだ。これは「音のビーム」で脳を直接揺さぶる、恐るべき兵器なのである。
「神の声」が脳を直撃する? 戦場から転用された非致死性兵器
LRADは、特定の方向にのみ強烈な音波を放射する指向性スピーカーだ。遠距離までクリアな音声を届けるだけでなく、スイッチ一つで鼓膜を突き破らんばかりの「不快な警告音」を発射し、対象者を物理的に追い払うことができる。
元海兵隊大佐のマーク・カンシアン氏は、「イラクでも使用したが、その音の範囲の中にいれば、まるで神の声が自分だけに語りかけてくるように聞こえる」と語る。
しかし、その実態は神々しいものとは程遠い。至近距離で浴びれば、永久的な難聴、鼓膜の破裂、激しい偏頭痛、吐き気、平衡感覚の喪失を引き起こす。さらに、音波の圧力によって「後ろに押し戻されるような感覚」に陥り、パニックを引き起こすという。
日本のデモ現場で見かけるメガホンや拡声器とは、もはや比較にならない。警察が「非致死性」と呼ぶこの装置が、実は取り返しのつかない身体的ダメージを与える「静かな拷問器」になりかねない。

トランプが豪語する「謎の秘密兵器」との奇妙な一致
今回のニュースがさらに不気味なのは、最近トランプ大統領が言及した「秘密兵器」との関連性だ。
トランプ氏は先週、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束した際、特殊部隊が「誰も持っていない驚異的な兵器」を使用したと自慢げに語った。報道によれば、その場にいた警護員たちは「頭が内側から破裂するような感覚」に襲われ、鼻や口から出血してその場に崩れ落ちたという。
トランプ氏はその兵器の詳細について「話さないほうがいい」と煙に巻いているが、専門家の間では、今回ミネアポリスで使われたLRADの究極進化版ではないかという噂が絶えない。
もし、警察が使用したものがその「秘密兵器」の同系統だとしたら、もはやクラウドコントロール(群衆制御)の域を超えている。「誰も知らない武器を持っている」という大統領の発言の裏で、着実に軍事技術が市民の取り締まりに浸透している事実は、陰謀論を抜きにしても空恐ろしいものがある。

「安全な兵器」という免罪符が生む恐怖
警察当局は、あくまで「警告を発するために使用しただけで、実際に破壊的な音波は発射していない」と主張している。しかし、現場ではすでにカウントダウンが始まり、兵器の使用をチラつかせてデモ隊を威嚇していた。
LRADは、ゴム弾や催涙ガスに代わる「安全な代替案」として導入が進んでいる。だが、目に見えない音の弾丸は、後遺症が残っても外傷が見えにくいため、被害が過小評価されがちだ。
かつてSF映画で描かれた「音波で人を操る未来」は、もはや現実のものとなっている。トランプ大統領がニヤリと笑いながら語った「素晴らしい兵器」が、次にどの街の空に鳴り響くのか。ミネアポリスの夜を切り裂いた「神の声」は、発言が物理的な音圧でかき消される時代の到来を告げているのかもしれない。
参考:Daily Mail Online、ほか
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2024.10.02 20:00心霊アメリカ警察が“禁断の兵器”を投入か? 指向性音波で脳を破壊する「神の声」…静かな拷問器“LRAD”とはのページです。LRAD、音響兵器、指向性エネルギー兵器などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで