宇宙人と遭遇したら地球はどうなる? エイリアンではなく「AI探査機」が地球にやってくる理由と世界経済が崩壊するシナリオ

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 もし明日、空の彼方から地球外生命体(エイリアン)がやってきたら、私たちの日常はどうなるのだろうか? 映画『インデペンデンス・デイ』のように、大統領が演説をし、戦闘機がUFOとドッグファイトを繰り広げる胸熱な展開になるのだろうか。

 ハーバード大学のガリレオ・プロジェクトを率いる著名な天体物理学者、アヴィ・ローブ教授の予測によれば、現実はもっと地味で、そして遥かに絶望的だという。彼によれば、エイリアンとの遭遇は人類の政治、経済、そして精神に「前代未聞の大パニックとカオス」をもたらすというのだ。

宇宙人はやってこない。来るのは「AIドローン」だ

 ローブ教授は、私たちと最初に接触するのは「生身の宇宙人」ではないと断言する。ハリウッド映画に出てくるようなヌメヌメした緑色の生き物ではなく、「AIによって自律制御されたテクノロジー・デバイス(無人探査機やロボット)」がやってくる可能性が極めて高いというのだ。

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アヴィ・ローブ教授 By Christopher MichelOwn work, CC BY-SA 4.0, Link

 理由は単純で、宇宙が広すぎるからだ。最も近い居住可能な惑星(プロキシマ・ケンタウリb)でさえ、地球から約4.2光年も離れている。人間が火星や小惑星の探査に生身の人間ではなく無人探査機を送り込むのと同じように、エイリアンたちもわざわざ自分たちが長い時間をかけて危険な旅をするのではなく、AI搭載の無人ドローンを送り込んでくるのが理にかなっている。

 しかし、たとえ乗組員がいなくても、その人工物の到着は地球全体に激震を走らせる。

「まず、人類の未来への不確実性から、世界の株式市場は完全に崩壊するでしょう」とローブ教授は予測する。「宇宙人が攻めてくるかもしれない」という不安だけで、今の脆い経済システムは一瞬で吹き飛んでしまうというのだ。

人類は「食物連鎖のトップ」から引きずり下ろされる

 経済の崩壊以上に恐ろしいのが、人類の「プライドの崩壊(精神的カオス)」だ。

 地球まで探査機を送り込める時点で、彼らのテクノロジーが我々より遥かに優れていることは明白である。「自分たちよりはるかに優秀な存在がいる」という事実は、宗教を信じる人々だけでなく、科学を信じる世俗的な人々にも強烈な心理的ショックを与える。

 かつて地動説が「地球は宇宙の中心ではない」と証明して世界を揺るがしたように、エイリアンのテクノロジーを目の当たりにすることは「我々が宇宙の食物連鎖のトップにいない」という残酷な事実を人類に突きつけることになる。ローブ教授はこれを「宇宙という家族の中に、自分よりはるかに優秀な兄弟がいると気づくようなもの」と例えている。

敵か味方か。それは「ブラインドデート」のようなもの

 地球の海や大気が安定している以上、彼らが「水や資源」あるいは「新しい居住地」を求めてやってくる可能性は十分に考えられる。人間の天文学者が遠くの星を観察するのと同じように、彼らもただの好奇心で地球を「偵察」しに来るかもしれない。

 だが、もし彼らが悪意を持っていたら?

 ローブ教授は非常に不気味な仮説を提唱している。「約2億5200万年前、地球上の海洋生物の96%が死滅したペルム紀の大量絶滅は、火山の噴火ではなく、古代に訪れたエイリアンが意図的に大気を汚染した結果かもしれない」というのだ。荒唐無稽に聞こえるかもしれないが、彼のような第一線の科学者が大真面目に「検証すべき仮説の一つ」として語っているのが恐ろしいところだ。

 ローブ教授は、未知のエイリアンとの遭遇を「星間規模のブラインドデート(初対面の相手とのデート)」に例えている。

「彼らの意図や性質を慎重に観察しなければなりません。相手が『シリアルキラー』ではないことを確認する必要があるからです」

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共通の敵が、バラバラの人類を一つにする?

 しかし、絶望的な予測ばかりではない。この「全地球的な脅威」は、いがみ合っている人類を一つにまとめるきっかけになるかもしれないという。

「見知らぬ他人が突然ドアをノックすれば、部屋の中でケンカしていた家族は静まり返ります。それと同じように、エイリアンのテクノロジーとの遭遇は、地球の国々を『同じ船に乗る運命共同体』として団結させるでしょう」とローブ教授は語る。

 宇宙からの「恐怖のノック」が響くまで、私たち人類は地球という密室でいがみ合いを続けるしかないのだろうか。それとも、株価が暴落しパニックに陥る前に、少しでも協力する術を学べるのだろうか。どちらにせよ、AIドローンが地球の空に現れたその日、私たちの知る「日常」は完全に終わることになるのかもしれない。

参考:Daily Mail、ほか

TOCANA編集部

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