ニュートンが予言した「2060年世界滅亡」とは? 聖書の暗号から計算された人類の終末とキリスト再臨の謎

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 我々人類に残された歳月はあと34年なのか――。近代科学の父、アイザック・ニュートンはこの世界の終末は2060年であると予言していた。

■2026年世界終了の“ニュートン予言”

 新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックがひと息ついたかと思いきや、世界は新たな戦乱の時代へと突入している。この世は終末期を迎えているのか――。

 近代科学の父、アイザック・ニュートン(1642-1727)は敬虔なキリスト教信者であり、聖書研究家でもあった。1704年に書かれた彼の不気味な“聖書予言”は現在、多くの人々を不安に陥れている。

 ニュートンは聖書をはじめとする宗教文書を綿密に研究することで、特定の終末の日付にたどり着き、現在の世界が終わり文字通りの“天国”に取って代わられると予言した。

 彼はキリストが21世紀半ばに再臨し、最後の審判と千年王国を経て、ユダヤ人がイスラエルに「繁栄する永遠の王国」を築くという信念を持ち続けていた。

 ニュートンは当時の古風な英語で次のように書き遺している。

「したがって『1年と2年と半年』とは、42カ月、すなわち1260日、あるいは3年半のことです。これは、太古の暦において1年を12カ月、1カ月を30日と計算していたことに基づいています。短命な“獣”の期間を王国の存続期間(1260日という期間)に当てはめるならば、西暦800年の3人の王の完全な統治を起点とした場合、その期間は西暦2060年に終わることになります」

 ニュートンは教会が堕落したのは西暦800年であると特定しており、そこから1260年年後の西暦2060年が“終末の日”であると導き出したのだ。

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Portrait of Isaac Newton by Godfrey Kneller, public domain, via Wikimedia Commons.

 彼が1704年にこの詳細な計算を書き記した当時、この日付は遠い未来のことであっただろう。しかし現在、それはわずか34年後のことであり、我々の多くはまだ生きている可能性がある。

 英紙「Daily Star」によると最近の調査でおよそ7人に1人が、自分の生きている間に世界の終末を目撃すると信じているという。

 ニュートンは聖書研究を通じてこの世の終末を西暦2060年と特定したのだが、その時にこの地球が滅亡するわけではない。2060年は現在の堕落した世界の終わりのことであり、敬虔なキリスト教信者にとっては“天国”のはじまりでもあるのだ。

 ニュートン研究の権威であるスティーブン・D・スノベレン氏は、学者たちはこの“ニュートン予言”をかなり以前から知っていたものの、それが一般に知られるようになったのはごく最近のことだと説明した。

「ニュートンが聖書の預言を真剣に受け止める熱心な信者だったという事実は、多くの人にとって少なからず衝撃だった」と彼は書いている。

 スノベレン氏はさらに、研究者たちが終末論的な予測を続けていることを指摘し、「2060年の話が報じられてから数カ月後、現代を代表する科学者の一人であるマーティン・リース氏が『Our Final Century』(邦訳『今世紀で人類は終わる?』)という本を出版し、人類が21世紀を生き延びる確率は五分五分しかないと主張している」と述べた。

 リース氏は今世紀を人類の歴史における「最大の試練の時期」と位置づけ、現代の危機は科学技術の暴走や人間の過失によって引き起こされると指摘し、バイオテクノロジーの悪用と事故、サイバーテロとAI、環境破壊と気候変動などによって文明が終焉を迎える可能性があると警告している。そしてその確率は50%なのだ。

 第三次世界大戦の脅威や新たなパンデミックの可能性などが危ぶまれている昨今、まさに地球は破滅の瀬戸際にあるのかもしれない。ニュートンの言葉を信じるならば、残された34年間で人類に何ができるのかが試されていることになる。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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