「夫に毒を盛られた」と訴える女性が死の淵で再会した「光の体」の家族とは!? もう死は怖くないと語る臨死体験

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 臨死体験の記録は2000年以上前、古代ギリシャの文献にまで遡る。日本なら三途の川やお花畑が定番だが、語られる内容は時に恐ろしく、時に生きる力を与えるものだ。

 アナ・クリスティーナ氏の体験は、その入り口からして異様だった。彼女は、夫に夕食へ毒を盛られて倒れたと訴えているのだ。そして意識が遠のいたその先で、亡くなった家族との再会を果たしたという。

体が動かなくなった夜と「光の体」になった母

 ある晩の夕食後、アナ氏の体は突然、一時的な麻痺に襲われた。自分の人生がここで終わるのではないかと、彼女は本気で恐れたという。

 臨死体験を語るYouTubeチャンネル「NDE Journey」に出演したアナ氏によれば、その時、彼女は「向こう側」の入り口にたどり着いた。そこで待っていたのは、人の姿ではなく、まばゆい光のかたまりだった。

 光には目鼻立ちすらなかった。それでも、魂がすぐに母だと見抜いたと彼女は振り返る。母はこの出来事のわずか1年前に亡くなったばかりで、娘を迎えるようにそこに立っていたという。

姉ナディアと父、22歳で止まった時間

 続いて現れたのは、姉のナディアだった。ナディアは35歳で自ら命を絶っている。アナ氏はずっと、姉がどこにいるのかを気にかけてきたという。

 姉は深い抑うつに苦しんでいたが、美しい心の持ち主だった。天の父は慈悲深く、人間同士のように互いを裁くことはない——アナ氏はそう感じたと語る。

 母のいる廊下へ駆け出すと、母の隣にはもう一つの光の体があった。父である。父はアナ氏が22歳の時に交通事故で亡くなり、彼女は長くその死を受け入れられずにいた。光の中での再会は、ようやく心の区切りをつけてくれた美しい時間だったと彼女は述べている。

「終わりも始まりもない」世界と、髪の毛が示したもの

 アナ氏が強調するのは、死んだという実感すらなかったことだ。終わりも始まりもなく、闇から光への切り替わりもない。ただ先へ進み続ける、素晴らしい感覚だったという。

 体験の中で最も大きかったのは、神の霊から、自分の人生の細部すべてに存在していると告げられたことだと彼女は語る。それは守護天使のような存在で、人は孤独ではなく、ひとりきりで死ぬこともないと確信したそうだ。

 意識が戻った後、彼女は心臓発作か脳卒中を疑った。だが心電図も脳のスキャンも異常なし。弁護士の勧めで法医学的な毛髪検査を受けたところ、鉛、水銀、セレンなど複数の金属が高い値で検出されたとみられる。

 アナ氏は、これらは殺鼠剤によく含まれる物質だと主張している。夫がエジプト行きを阻もうと、その夜の米に殺鼠剤を混ぜたと自分たちは考えている、というのが彼女の言い分だ。夫側の言い分や公的な判断については現時点で確認できておらず、真相は明らかになっていない。

 人生には浮き沈みがあるが、向こう側にはただ平穏と喜び、愛だけがあった。今、アナ氏は死を恐れていないという。

 臨死体験は極限状態の脳が生み出す現象だとする見方も根強い。それでも、死の淵から持ち帰った確信を「素晴らしい祝福」と言い切れるほど人を変えてしまう何かが、あの光の向こうにはあるのかもしれない。

参考:Mirror、ほか

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TOCANA編集部

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