映画『氷の微笑』のスターが見た「まばゆい白い光」—— シャロン・ストーンが語る臨死体験と、亡き祖母の警告

死の淵をさまよった人間が語る臨死体験には、いくつかの共通したモチーフがある。まばゆい光、記憶の逆再生、そして先に旅立った者たちとの再会だ。
だが、その体験を語ったのが世界的スターとなると話は別だろう。映画『氷の微笑』で一世を風靡した女優シャロン・ストーンが、自らの「死」と、その後に彼女の命を救ったという不可解な出来事について明かしている。
光の向こうから微笑む死者たち、そして枕元に現れた亡き祖母の警告。その内容とは——。
突然の「死」と、まばゆい白の中へ
事の発端は2001年9月。ストーンは椎骨動脈解離という深刻な症状に見舞われた。脳へ血液を送る動脈が裂ける、命に関わる状態である。
彼女は後にこの出来事を、自分は「死んだと言う人もいるだろう」と表現している。実際に心臓は止まり、電気ショックによる蘇生措置を受けたというのだ。
その意識が途切れる瞬間、彼女を包んだのは圧倒的な白い光だった。日常で目にするどんな光よりも明るく、まばゆいものだったという。そしてその光の中を、まるで体そのものから引き出されるように、勢いよく上方へと引き上げられていく感覚を覚えたと振り返っている。

光の向こうから微笑む、旅立った友人たち
上昇を続けるストーンの目の前で、光の頂点が開いていったという。そして、その隙間から彼女を覗き込む顔があった。
それは、すでにこの世を去った親しい友人たち、大切な人々だった。彼らは光の上から顔を覗かせ、ストーンに向かって微笑み、まるで彼女を歓迎するかのように迎え入れていたという。
その友人たちは驚くほど温かく、幸福に満ちていた。そして彼らから、ある確かなメッセージを受け取ったと彼女は主張する。「私たちは愛に包まれている。というより、私たち自身が愛そのものなのだ」という感覚だったという。
2021年出版の回顧録『The Beauty of Living Twice(二度生きることの美しさ)』では、自分の人生の記録映像がカメラを通して逆再生されるように流れていったとも記している。臨死体験でしばしば語られる「人生の走馬灯」を、彼女もまた体験したことになる。
「胸を蹴られた」瞬間、現世へ
至福に満ちた光の体験は、しかし突然終わりを迎えた。
ストーンは、まるで胸を思い切り蹴られたような強い衝撃を感じたという。彼女はそれを、救急隊員が電気ショックで自分を蘇生させた瞬間だったと解釈している。
その感覚を、彼女は水中から浮上する瞬間にたとえている。湖などで泳いでいて「あまりに長く潜りすぎた」と気づき、慌てて水面へ顔を出して息を吸い込む——あの感覚に近かったというのだ。こうして彼女は現世へと引き戻された。
枕元に現れた祖母、「首を動かすな」の警告
だが、この一件で最も不可解なのは、蘇生後に起きた出来事かもしれない。
入院中のある日、ストーンは自らのベッドの傍らに、すでに亡くなっているはずの祖母の姿を見たという。祖母は彼女にこう告げた。医師たちはまだ何が悪いのか分かっておらず調べている最中だが、何があっても決して首を動かしてはならない——と。
ストーンはその言葉に従い、首を固定して身を動かさずにいた。すると後になって、医師たちは彼女の動脈がまさに裂ける寸前の状態にあることを発見し、緊急手術に踏み切ったのだという。
もし彼女が首を動かしていれば、動脈は決定的に破れていたかもしれない。単なる夢や幻覚だったのか、それとも本当に何かが彼女を守ったのか。
光の中の友人は幻影か、それとも差し伸べられた手か
この体験は、ストーンの死生観を大きく変えたようだ。彼女は、あの出来事がその後もずっと自分に寄り添い、続いていく存在の中で自分を安全な気持ちにさせてくれていると語っている。
彼女が光の中で見た微笑む友人たちは、脳が酸素不足の極限状態で見せた幻影だったのか。それとも、本当に「向こう側」から差し伸べられた手だったのか。医学はまだ、その問いに明確な答えを持っていない。
どちらが真実であれ、死の淵から生還した彼女が受け取った「私たちは愛そのものだ」という感覚は、二度目の人生を歩む彼女の中で、今も静かに光り続けているのだろう。
参考:The Daily Grail、ほか
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2024.10.02 20:00心霊映画『氷の微笑』のスターが見た「まばゆい白い光」—— シャロン・ストーンが語る臨死体験と、亡き祖母の警告のページです。シャロン・ストーン、臨死体験、NDEなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで