ミチオ・カク教授「数十年後には人間のテレポートが可能になる」
2015年9月3日付のイギリス「Express」紙によると、ニューヨーク市立大学の理論物理学者であるミチオ・カク(加來道雄)教授によれば、数十年後、少なくとも22世紀には、人間をテレポートさせる技術が確立されるであろうとのこと。この技術を利用すれば、地球上内でのテレポートができるだけでなく、宇宙空間にテレポートすることすら可能にあるであろうと推測されている。
■量子レベルのテレポートはすでに存在し、確認されている
物質を構成している最小の単位である素粒子を点ではなく、1次元方向に広がりを持つひも状の弦であるとし、量子物理学上の矛盾点を解決、拡張するこの超弦論(超ひも理論)の第一人者でもあるカク教授は、メリーランド大学での実験で、原子が実験室から他の実験室へテレポートする様子の撮影に成功している。
量子もつれ、もしくは量子エンタングルメントと呼ばれるこの現象では、まるでへその緒で繋がれたように遠く離れた場所にある原子が情報を交換することが確認されている。電子で言えばトランジスタ、光で言えばレーザービームもこの現象であり、10年以内に、分子レベルでのテレポートが可能になるであろうとカク教授は言う。
また、BBCとカク教授らは、オーストリアのウィーンで、ドナウ川を挟んだ500メートルの離れた場所へ、光をテレポートさせることに成功しているという。そして、2020年以降に月面に人類が再び降り立つ時には、光子を月へテレポートさせると主張している。
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