ボスニアの森で“人工的な”球体巨石が発見される! 失われた超古代ピラミッド文明の遺物か!?
ボスニア・ヘルツェゴビナにある森林の地中に埋まっていたその巨大な球形の石を掘り進めていくうちに、現場には大きな期待と言葉にならないどよめきが走った――。
■直径約3m、推定重量60トンの球状巨大岩石
“ボスニアのインディー・ジョーンズ”の異名を持つセミール・オスマナジック博士は、これが1500年以上前の「世界最古の人工球体」であり、現地に存在する歴史資料よりもはるかに古い失われた文明の痕跡を示していると語っている。この巨石は直径約3メートル、推定重量はなんと60トンにもなるという。
博士によればボスニア・ヘルツェゴビナ内には同様の球状の石がこれまでに80前後発見されているが、今回のものはヨーロッパで過去に発見された数ある球体巨石の中でも最大のものだという。
同じボスニアでは2005年にピラミッド群が発見されており、当局も調査をバックアップしている。ピラミッドは土と樹木に覆われており、ごく普通の山の外見をしているが、5つあるピラミッドの地下は総延長10マイル以上の複雑な地下トンネルで結ばれているともいわれ、これが事実だとすれば、メソポタミア文明よりも古い超古代文明がこの地域に存在した可能性があるのだ。
欧州大陸には過去に優れた古代文明が存在したというこれらの考えは、多くの人々の興味を引き空想を掻き立てている。言語文化研究者による最近の研究では、最も古い言語はメソポタミア文明のものではなく、ヨーロッパのドナウ側流域で生みだされた(ドナウ文字)と考えられている。
ドナウ文明は銅製の道具、2階建ての建造物やデザインや造りが凝っている家具といった進んだ建築技術を持ち、優れた文字の記述方式を開発して発展させたといわれているが、ヨーロッパ地域において先史時代に開発されたとみられるこれらのものが、今に至るまで他の文明が栄えた地域で見つかったことはない。今回発見された球状の巨石とピラミッド群が、さらに時代をさかのぼるヨーロッパ最古の文明に関係するとすれば世紀の大発見となるはずだ。
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