岐阜の異様すぎる廃墟「エロ本小屋」を徹底取材! 切り刻まれた膨大なエロ本に秘められた恐怖エピソードとは?
岐阜県の某温泉街。その近くの山中には「エロ本小屋」と呼ばれている廃屋があります。名前からしても奇妙なその廃屋を発見したのは、中部地方のとある廃墟マニア集団で、「エロ本小屋」という名前もまた彼らによって付けられたものです。実はこの廃屋を訪れた折、偶然にもそのリーダー的存在の方と現場で出会っており、同時にお話を伺うことができました。
おそらく「エロ本小屋」という名前を聞いただけでは、間抜けな雰囲気しか感じられないでしょう。実際に、この物件は一見すると単なる朽ち果てかけた山小屋でしかありません。ですが中を覗き込めば、そのような名前が付けられた理由が理解でき、さらに事情を知らなければ戦慄を覚えるであろう異様な光景が広がっているのです。
【現場への到着から特定まで】
「エロ本小屋」へ向かったのは2008年、廃墟マニアの間でぽつりぽつりと、その名前が出回りはじめた頃合いでした。当時はまだ詳細な場所がわかっておらず、まずは写真や場所のヒントなど、インターネット上で集めた情報からだいたいの当たりを付けて、「エロ本小屋」を“探し出す”ところからはじめました。
当たりを付けた場所で車を停め、しばらく周辺を探索したところ「サビた道路標識と何かが大量に散らかっている道」という目印を発見しました。この辺りに「エロ本小屋」があるはずです。
道いっぱいに散らかっているものの正体は、成人向け雑誌(要するにエロ本)の大量の切れ端が、雨風にさらされて白く変色したものです。目印から「エロ本小屋」に至るまでの道には、所々にエロ本の切れ端が散らかっています。
しばらく道を進んだ、目印から程近い場所に、半分崩れ落ちかけている廃屋がありました。おそらく、小ささから倒壊せずに済んでいるであろう、この廃屋こそが目的地である「エロ本小屋」です。遠目に見ただけでは、単なる廃屋にしか見えませんが……。
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