今一番ヤバい街「川崎」を撮った写真家・細倉真弓に訊く! 不良、貧困、ヘイトデモ… その裏側にある“地獄のイデア”とは?
――ところで、細倉さんの作品には青い色調が印象的に使われており、今回の『川崎』でも、その持ち味が生かされています。いったい、なぜ細倉さんはこのような色の表現をなさるのでしょう?
細倉真弓氏(撮影:編集部)
細倉 私の中に「生っぽさ」を消したいという思いがあるんです。写真の持つ青さは、現実そのままを写しているのではなく、レイヤーを通した世界であるという印象を与える。それによって、リアルを押し付けるのではなく、あくまでも写真の中で起こっている“物語”にすることができると思っています。人物を撮影するときも、生き生きとした肌の色は生々しすぎて、あまり好きではありません。青白い顔をした人間から感じられる物語のほうが、私の感覚には合っているようです。
――ありがとうございました!
細倉真弓
公式サイト hosokuramayumi.com
Twitter @mayumi_hosokura
・ 「川崎」暗室写真展
練馬チェリーハウスにて開催中!
日程:12月22日(金)23日(土)
時間:15時~21時
場所:東京都練馬区桜台4-17 チェリーハウス 203号
・ 細倉真弓個展「JJuubbiilleeee」
恵比寿G/P galleryにて1月28日まで開催中!
詳しくはコチラ
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2024.10.02 20:00心霊今一番ヤバい街「川崎」を撮った写真家・細倉真弓に訊く! 不良、貧困、ヘイトデモ… その裏側にある“地獄のイデア”とは?のページです。写真集、地獄、殺人事件、不良、ラッパー、ドヤ街、貧困、川崎、細倉真弓、イデアなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで