今一番ヤバい街「川崎」を撮った写真家・細倉真弓に訊く! 不良、貧困、ヘイトデモ… その裏側にある“地獄のイデア”とは?
2017.12.22 16:00
――特に印象に残っている撮影風景はありますか?
細倉 地下格闘家の男の子たちの写真は、中学校の体育館で練習しているところを撮影したのですが、その後ろではおじいちゃんと子どもが柔道の練習をしていた。両者が特に関わることもなく、別々に共存している。その空気が、どことなく“地元っぽい”印象を受けましたね。
――まさに、川崎の温度感を象徴するようなエピソードですね。
細倉 また、ラッパーのA-THUGさんの出所パーティはとても印象深い空間でした。彼は、ラッパーとしても不良としても川崎では有名人なので、この連載で撮影した何人もの若者たちが一堂に会していました。その様子を見ていると、A-THUGさんというカリスマ的中心人物を通して、バラバラだったそれぞれの物語が接続していくような感覚を覚えました。とても感動的なシーンでしたね。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊今一番ヤバい街「川崎」を撮った写真家・細倉真弓に訊く! 不良、貧困、ヘイトデモ… その裏側にある“地獄のイデア”とは?のページです。写真集、地獄、殺人事件、不良、ラッパー、ドヤ街、貧困、川崎、細倉真弓、イデアなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで