中国衛星「天宮2号」が1号に続いて“落下”の可能性? 人類滅亡の恐怖再び?専門家も危惧!
今年4月、制御不能に陥り地球に落下した中国の軌道上実験モジュール・天宮1号。その後継機である天宮2号の不気味な動きが話題となっている。中国政府が沈黙する一方、地球への落下が近いとして米国当局が警戒を強めているという。英紙「Daily Mail」などが報じている。
■天宮1号の恐怖再び?
問題の天宮2号は中国が2016年9月15日に打ち上げた宇宙ステーションの試験機で、全長10.4メートル、直径4.2メートル、質量は8600キログラムの宇宙実験室である。打ち上げの1カ月後の10月19日、有人宇宙船・神舟11号とドッキングし、およそ30日間さまざまな実験に使われた。翌2017年には無人補給船・天舟とのドッキング試験や給油が行われ、その役目を果たした。
天宮2号はその後も衛星軌道上を周回していたが、6月13日から奇妙な動きを見せているという。アメリカ戦略軍の公表した軌道の情報によれば、天宮2号は高度380~386kmから292~297kmに降下した。そして10日ほどその高度に留まった後、元の高度へと戻っていったようだ。この情報について、中国当局からの公式な発表は今の所ない。
この異常事態について、宇宙工学の専門家は天宮2号の地球落下が近いのではないかとみている。宇宙ニュース専門サイト「Space News」の記事によると、中国は天宮1号の時のような失態を繰り返さないよう、天宮2号を近いうちに地球へと安全に落下させようと考えているのではないかとのことだ。
中国が気に病む天宮1号の失態。天宮1号はコントロール不能に陥った状態で高度を下げ、大気圏に突入してしまった。落下地点や日時の予測は難しく、ある程度の質量を維持したまま人々の住む都市圏に落下する可能性も指摘され、大惨事を引き起こしかねないとして世界中で警戒されたのは記憶に新しい(詳細はこちらの記事を参照)。各国が監視する中、天宮1号は今年4月2日に南太平洋上に無事落下した。
幸いな事に、現在のところ天宮2号はコントロール下にあり、天宮1号の時のような事態にはならないと見られる。中国は役目を終えた天宮2号をコントロール下で大気圏に再突入させ、南太平洋の人工衛星の墓場と呼ばれる一帯に落下させようとしているというのが専門家らの意見だ。
だが気になるのは中国政府の沈黙である。なぜ米国の発表に対して何のリアクションも起こさないのか? 天宮1号の時のように何か問題が起きているなら、できるだけ早く情報公開をすべきであろう。さらに、的中率100%として名高いアメリカ先住民・ホピ族の予言では、もうすぐ「天上にある天国の居住施設が地球に落下・衝突し、第4の時代が終焉を迎える」と伝えられている点も見逃せない。この予言について、各国の専門家が「天上にある天国の居住施設」とは天宮1号のことを示しているのではないかと考えてきた経緯がある。天球1号が無事に南太平洋に落下し、危機は去ったと胸を撫で下ろしたのもつかの間、これが実は天球2号のことだったとしたら、今度こそ人類滅亡の危機が私たちに襲いかかる可能性も否定できないだろう。いずれにしても、トカナでは引き続き中国当局の動きに注目していきたい。
参考:「Daily Mail」、「Space News」、ほか
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