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なぜポルターガイスト現象が起きるのか、現在までに判明している発生原因！念力少女、RSPK、ホルモン…！

2018.12.28 12:00

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イメージ画像：「gettyimages」より

■ポルターガイストは時間が解決する

　ノースカロライナ州ダーラムにある「ライン・リサーチ・センター」で70年にもわたって行われているポルターガイスト研究は、超心理学者の間で「ポルターガイスト効果」という仮説を生み出している。ポルターガイスト効果は人間の精神活動によって生じる念力であり、精神的な“トラウマ”が顕在化したものであるという。つまり深いトラウマを負っている者ほど、念力は強く激しくなり、性質（たち）の悪いポルターガイスト現象が起きるのである。ポルターガイストの“素（もと）”は少女の精神的トラウマだったのだ。

　一方で懐疑派のほうは、ポルターガイストは当事者によってでっちあげられた狂言であると指摘している。少なくないポルターガイスト体験者は念力で物を動かすのではなく、物を手でつかんで投げていることを暴かれているのだ。事実、その中の少数の者は後になってから詐欺行為であったことを白状している。

　しかし、ポルターガイストを調査している多くの超心理学者は、大部分の事件は現実であると考えているという。ポルターガイスト体験者は、その体験の後に、他者から不正行為を指摘されたときにのみ同意するということだ。つまり体験した本人も、心のどこかで自分の身に降りかかったことが本物のポルターガイストではないことを願う気持ちもあるのだ。

　それがネガティブなものであれ、また自覚していないものであれ、念力を発生させることで身体は莫大なエネルギーを消費する。つまりポルターガイスト体験を重ねるほどに、少女の“精気”はどんどん失われていくのである。