2018年に解明した科学的な新事実10がヤバい! 人間とヒツジのハイブリッド、空からウイルス、地底生物…!

4. 細菌は死んだ仲間からDNAを釣る

 細菌は別の生物の遺伝物質を自らのDNAに組み入れる仕組みを持っているが、今年、菌体から伸びた線毛を使ってDNAを集める様子が撮影された。その様子はまるで釣りのよう。死んだ細菌からはDNAが放出され、生きた細菌はそれを集めて、例えば抗生物質耐性などを得るのである。

2018年に解明した科学的な新事実10がヤバい! 人間とヒツジのハイブリッド、空からウイルス、地底生物…!の画像1画像は「Science Alert」より引用

5. 3人の脳を接続し、考えを共有することに成功

 脳の活動を記録する脳波図と電磁石で刺激を与える経頭蓋磁気刺激法を組み合わせたブレインネット(Brain Net)を使い、脳神経学者らは3人の人間を接続し、その思考を共有させることに成功したという。接続されたチームはテトリスをプレイすることができたという。研究者らはいずれもっと多くの人々が接続できるようになると考えている。

6. 抗うつ剤は微生物の薬剤耐性を育てる

 微生物の抗生物質耐性は近年世界的に大きな問題となっているが、抗うつ剤の一種であるフルオキセチンがその問題に関与していることが明らかとなった。フルオキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬であるが、この濃度が高いほど、微生物が抗生物資を得る時間が早くなり、より高い耐性を持つようになるという。近年は下水を介してこの成分が環境中に流出しているという指摘があり、早々の対策が必要となるかもしれない。

7. 海に住む小さな生物が大きな流れを生み出している

 今年4月に発表された研究によると、小さな動物プランクトンの巨大な群れが海中で大きな水の流れを生み出している可能性があるという。動物プランクトンの円柱状の群れは、毎日海面と海底を往復しているといい、その移動によって海の中に渦やうねりを巻き起こしているというのである。現在のところ、この効果は実験室で確認されただけだが、研究者らはいずれ実際の海の中でも観察を行いたいとしている。

関連キーワード:, , , , , ,

人気連載

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊
深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.09.18 20:00心霊
奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.08.07 20:00心霊

2018年に解明した科学的な新事実10がヤバい! 人間とヒツジのハイブリッド、空からウイルス、地底生物…!のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング17:35更新