胎児が入った豚の子宮をみじん切りにして生で食す…韓国の伝説料理「セキフェ」を食べてみた! 犬鍋よりもレア、お味は!?

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 昨年の夏に、韓国の済州島(チェジュ島)に旅行に行った。

 同行したのは韓国マニアの編集者だ。彼は韓国に数十回旅行していて、ハングルもしゃべれるようになった。一緒に韓国に旅行するのは4回目だ。ちなみに北朝鮮にも一緒に行っている。

 編集者はもちろん韓国の食文化にも詳しく、かつて一緒に旅行したときには、犬を生体で販売する犬市場に行って、犬鍋や犬蒸しを食べたこともある。

 そんな彼でもいまだに食べていない韓国料理があるという。

セキフェという料理なんですよ。豚の胎児が入った豚の子宮をそのままみじん切りにして、生のまま食べる料理です」

 聞いただけで、クラッと立ちくらみがした。『ゲテモノ料理を食べる』というのはライターの仕事ではよくあって、僕もご多分にもれずたくさん食べてきたが、その中でもなかなかえげつない料理である。

 編集氏は、開高健のエッセイでセキフェを知り、それ以来機会があったらぜひ食べてみたいと思ってきたそうだ。

 具体的に食べられるレストランを探すことはできなかったので、たまたま停めたタクシーの運転手に「セキフェが食べられるレストランを知らないか?」と尋ねてみた。運ちゃんは「ああ、あるよ。最近はずいぶん減ったけどね」という。

 あっさりミッション完了したのでホッとする。しばらく走ってそのレストランについたのだが、明かりがついていなかった。ガラガラと引き戸をあけると、もぬけの殻だ。しかも廃墟になってずいぶん経っているような雰囲気だ。

胎児が入った豚の子宮をみじん切りにして生で食す…韓国の伝説料理「セキフェ」を食べてみた! 犬鍋よりもレア、お味は!?の画像1

 タクシーの運ちゃんはバツの悪そうな顔で「俺は他にやってる店は知らないから、ちょっと聞いてみるよ」とタクシー運転手仲間に連絡をしてくれた。

 しばらくして仲間から返信があった。

食肉工場があるんだけど、そこにあるレストランでセキフェを食べられるらしいよ。そこに行くかい?」と言われた。

 スマートフォンの地図で調べてみる。翻訳すると『済州畜産協同組合畜産物共販場』、島の西部にある。都市部から直線距離で10キロくらいだ。工場は内陸部の田舎にあって、すぐに風景は畑や山ばかりになる。

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