「息子の霊がいる…」原一男監督が遂に“号泣”心霊体験を語る!インドのガンジス川で見たものとは!? 石丸元章・NEKO鼎談
石丸 バラナシへ自分も行きました。聖地の川岸で人間の遺体を焼いているところですよね。
原 ただ、予算の問題があってバラナシはあまりにも遠いということで、もうちょっと近いところからスタートして源流を目指した。スケジュールもあるからテレビのスタッフは車で行こうとするけど、それじゃ意味がないと思って、歩くところは歩くというスケジュールを作ってもらって歩いたの。歩いてる道のすぐ側にガンジスが流れてて、川幅は広くてゴーゴーって音が響いてた。
──そこで何を体験したんですか?
原 昼間で太陽がさんさんと降り注いでいて、誰もいない。まっすぐ延びた道をひとりでトコトコトコ歩いてるわけよ。そしたらね、後ろで人の気配がしたの。なんだろうと振り向くけど、誰もいない。なんだろうと思いながら、また歩く。また人の気配がする。2回振り向いて、3回目に「あっ!」と思った。息子の霊がいるって、本当にそう思った。鳥肌が立った。「ああ、息子がいるんだ」と思って。もう、泣けた。
石丸 息子さんがお亡くなりになってから何年後ぐらいですか?
原 5~6年だと思います。いるんだと感じたから、声に出した。息子は遠野という名前だから、「遠野、遠野だろ」って。霊だから応えはない。でも、いるんだなって感じて、鳥肌が立って、涙が出てしょうがなかった。今でも思い出すと泣けてくるけどね(少し涙声になる)。でも、いないよね。霊だからいないよね。
石丸 姿は見えない。でも目には見えないけど、信じるに値するものが存在する。
原 この出来事は誰が何と言っても、そこに間違いなく霊がいたんだと私は信じます。そのことを同行していたテレビのディレクターに話したら、「原さん、私はそれを撮りたいです」って言うんだよね。「もう1回やってくれませんか」と言うわけ。
──もう1回、息子さんの霊に呼びかけてほしい、と。
原 滝には霊が集まるって話を聞いたんで、もしかしたら念じたら息子の霊が来るかもしれないと自分でも納得して、大きな滝壺の岩場に座ってじーっと念じてたの。テレビのクルーは遠くからそれを見てた。でも、1時間ぐらい待ったけどさ、ダメだよね。気配もなにもない。
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2024.10.02 20:00心霊「息子の霊がいる…」原一男監督が遂に“号泣”心霊体験を語る!インドのガンジス川で見たものとは!? 石丸元章・NEKO鼎談のページです。対談、ドキュメンタリー、石丸元章、原一男、フェッティーズ、武富元太郎、NEKOなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで