「テレパシーでPCを破壊する兵士が誕生」ロシア国防省がまじ発表! 超能力スパイ、メタコンタクト、戦闘超心理学…
ロシア軍が“スーパーソルジャー”を育成しているとロシア国防省の機関紙が明かしていたことが、オンラインニュースサイト「Business Insider」(4月4日付)の報道で分かった。にわかに信じ難い話だが、ロシアにはテレパシー能力でコンピューターをクラッシュさせ、傷ついた兵士を治療し、リモートビューイング能力で敵国の機密資料を盗み見ることができる超能力エリート兵士が存在するというのだ。ソ連では超能力が集中的に研究されてきたことが知られているが、現在も継続中なのだろうか?
「思考のみでコンピュータプログラムを攻撃したり、ジェネレーターを破壊したり、会話を盗聴することが可能です。こうした“メタコンタクト”能力は非言語的な尋問も可能にします。捕えられた兵士の精神を見通し、その人物が何者であるか、得意不得意が何であるか、懐柔できるかどうかが分かるのです」(ロシア国防省機関紙『Armeisky Sbornik』)
またロシア軍は敵国も同様の超能力兵士を使って攻撃していると想定しており、自国の超能力兵士らに「サイキック防衛術」なるものも教えているという。たとえば、敵国兵士にテレパシー尋問をされても動じない精神的な強さを鍛錬するらしい。
こうした「戦闘超心理学テクニック」は1950年代~2000年代後半にかけて、ロシアの特殊部隊がチェチェン共和国で実際に使用した実績もあるというが、ロシア科学アカデミー・反擬似科学委員会のYevgeny Alexandrov氏は、戦闘超心理学の存在は認めているものの、その効果には懐疑的だ。
「戦闘超心理学は本当に存在し、研究されています。機密扱いでしたが、近年明らかになってきました。しかし、世界各国ではこうした研究は擬似科学だとされているように、こんなものはナンセンスです。思考を飛ばすことに何ら科学的な根拠はありませんし、記録もありません。端的に不可能なんです」(Alexandrov氏)
ただ、ロシア軍事雑誌『Soldiers of Russia』のAnatoly Matviychuk氏はロシアメディア「RBK」に、「超心理学は本物だ」と語っている。
「超心理学のテクニックはソビエト科学アカデミーで研究されてきました。その目的は人の現象的特徴を見つけ出すことでした。ソビエト連邦の軍幹部らの指導のもと専門家が研究に取り組んだのです。その時の成果は今も存在していますし、再開しようという動きもあります」(Matviychuk氏)
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