核戦争による第三次世界大戦はもはや不可避!? 米によるイラン経済制裁が招く、日本にとって“悪夢のような事態”を研究家が指摘!
――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿!
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アメリカ、イスラエル、サウジアラビアらイルミナティ連合と、反イルミナティの雄・イランが激突する戦場である中東。5月に入り、更に緊張が高まっている。
先月22日の段階で、トランプ政権はイラン産原油を輸入禁止とする経済制裁の日・中・韓・トルコ・インドへの適用除外を5月中に打ち切る方針を発表。日本を含めたこれらの国は、6月以降イラン産原油を輸入する事ができなくなった。
そして5月5日、ボルトン大統領補佐官は、中東に空母エイブラハム・リンカーンを中核とする機動部隊、並びに爆撃機部隊が展開していると明らかにした。実際に、インド洋のディエルガルシア島に米軍のB-52戦略爆撃機が展開する模様が観測されている。
トランプの狙いはただ一つ、イランを兵糧攻めにし屈服させる事である。さらには、アメリカのイラン先制攻撃論もまことしやかに囁かれるようになった。
他方、イランもこの動きに黙ってはいなかった。5月8日、ロウハニ大統領はイラン核合意の一部の義務に従わない旨を宣言。イラン側から核合意に従わない方針を示したのは初めての事態である。
今やイラン核合意は風前の灯火であり、いつ崩壊しても不思議ではない状況だ。合意は早期に崩壊し、イランは核開発を再開させると筆者は見る。
イランが核開発を再開させれば、アメリカが更なる軍事的圧力を強める事は確実であり、それにイランが何らかの形で対抗する事となる。果たしてどのようなシナリオが予測されるのだろうか?
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