核戦争による第三次世界大戦はもはや不可避!? 米によるイラン経済制裁が招く、日本にとって“悪夢のような事態”を研究家が指摘!

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画像は「Getty Images」より引用

 日本にとりダメージの大きいシナリオとして、イランがペルシャ湾を封鎖する事態が挙げられる。ペルシャ湾に機雷を敷設し、イラン海軍戦力を展開させる事でペルシャ湾を行き来するタンカーを封じ込めるのである。

 80年代のイラン・イラク戦争の際、実際にイランはペルシャ湾に機雷を撒き、小型艇を多数展開し、更には往来するタンカーを無差別にミサイルで攻撃していた。中東のエネルギー資源に依存する日本にとって悪夢のような事態が、現実に起こりうるのだ。

 また、イランの核開発再開はサウジアラビアの核武装を誘発する危険が高い。

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 昨年3月、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は米CBSテレビのインタビューで「イランが核兵器を開発すれば、サウジアラビアもすぐそうする」と発言している。そして現に、首都リヤド近郊の研究用原子炉の工事を加速させ、更にはアメリカに対し、サウジ国内での濃縮ウラン製造許可を求めている。何の事はない、サウジアラビアは核武装をする気満々なのである。

 今後中東には、既に核兵器を保有しているイスラエルに加え、イラン、そしてサウジアラビアという核武装国家が新たに出現する事となるだろう。一触即発の中東に3カ国もの核武装国家が出現すれば、核戦争はもはや不可避と言ってよい。テルアビブに、リヤドに、そしてテヘランに核が降り注いでも何ら不思議ではない状況が、近い将来訪れる可能性が高い。

 中東の核戦争の危機を目前にし、我々はエネルギー資源の枯渇に真剣に備える必要があるだろう。原油価格は高騰し、経済危機の誘発も懸念される。中東におけるイルミナティ連合とイランの激突は、我々の生活にも大きな影響を及ぼすのである。

文=塩原逸郎

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