人類の2足歩行は“星の爆発”が原因だった!? 大量の宇宙線が人間を進化させた… 過激最新研究
この環境の変化により、木の上で生活していた類人猿たちは草原に降りなければならなくなった。最初は木から木へと歩いて移動するだけだったかもしれない。だが、高い木があまりない環境で生きるためには、エネルギー効率よく長距離移動が可能で、高い位置から周囲を見回して敵影を確認できるという直立二足歩行のメリットは大きく、この特徴が進化していった……というのがメロット氏らの説である。論文は5月28日付で専門誌「The Journal of Geology」に掲載された。
この仮説はあまりに都合がよく、風が吹けば桶屋が儲かるということわざが頭をよぎるが、環境の激変が進化を促進するというのはよく知られたことである。超新星爆発はオルドビス紀末の大量絶滅の原因になったとも言われている。超新星爆発が地球環境の激変を招き、人類大躍進のきっかけを作ったというのはありえないことではないだろう。
なお、トカナで何度も報じているように、今後100万年以内に超新星爆発する可能性があるのは、地球から652光年先のベテルギウスのみだが、すでに爆発している(間もなく爆発が確認される)可能性もあると囁かれている。これがもしも現実化すると、地球の環境にも多大なる影響をもたらすという警告が発せられているため、今回の新説に則すならば、私たちの身体に再び大変化が起きる可能性も捨てきれないということになるだろう。
参考:「The Guardian」、「The University of Kansas」、「The Journal of geology」、ほか
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