統合失調症患者は「進化形人類」だった!? 脳の進化の副作用だったことが判明、脳内の遺伝子に566の変異(最新研究)

統合失調症患者は「進化形人類」だった!? 脳の進化の副作用だったことが判明、脳内の遺伝子に566の変異(最新研究)の画像1画像は「Big Think」より引用

 最新の研究により、統合失調症は人類が進化する上で必然の副作用だった可能性が高いことが判明した! 意識高い系オンラインニュース「Big Think」(4日付)が報じている。

 妄想・幻聴などの症状を呈す統合失調症は、普通、治療すべき「脳の異常」だと見られている。医療系のドキュメンタリー番組で、奇声を発しながら暴れる統合失調症患者がベッドに拘束され、鎮静剤を投与されるシーンなどを観ると、ますますその確信は強まるだろう。

統合失調症患者は「進化形人類」だった!? 脳の進化の副作用だったことが判明、脳内の遺伝子に566の変異(最新研究)の画像2画像は「YouTube」より引用

 だが、言語や発話能力の獲得は、同時に自閉症と統合失調症を生み出したといわれるように、統合失調症の発症リスクは人類がこれほどまでに進化するための必要悪だった可能性がある。実際のところ、無秩序で乱雑な喋りは統合失調症の目立った兆候の1つであるし、複雑な言語体系を持つ人間だけが統合失調症を発症する。

 2008年にオープンアクセスのジャーナル「Genome Biology」に公開された研究によると、人類は進化において、脳の認知能力の限界点に到達し、この限界を克服するため、脳は代謝速度を速め、驚くべき速度で進化したかもしれないという。脳で起こった急激な分子構造の変化が、副次的に統合失調症を生み出したというのだ。

 また、2015年の別の研究では、HARsと呼ばれる急激に進化したとみられるゲノム領域における特定の遺伝子が、統合失調症に関連することが判明している。これらの遺伝子は人類の脳にとって重要な役割を担っているとともに、多大なリスクを抱えこんでもいる。

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