選挙で5票しか獲得できなかった“ワラ氏”が号泣! 9人家族なのに…「これは絶対に不正選挙」衝撃展開も=インド
だが、この動画拡散後、ワラ氏の身の上に驚きの展開が待っていた。ワラ氏の兄ヴィマル・クマール氏によると、結果発表が待ちきれなかったワラ氏は開票時に何度も投票所への侵入を試みたそうだ。しかし、無情にも警備員に追い返され、「おまえは5票しか獲得してない」と言い放たれたという。ワラ氏はその場に崩れ落ちた――。
ところが、最終集計で彼の投票数は856票であることが判明した。『India Today』によると、開票途中で、まだ5票しかカウントされていない状況を、そのままワラ氏に伝えたということらしい。結果的に落選したとはいえ、これでワラ氏も溜飲を下げることができたそうだ。
■懲りずに次の選挙に向けて準備中?
インドの選挙管理委員会の話では、ワラ氏のような無学で無所属の候補者が856票というのはなかなかの健闘だという。また、ワラ氏の親族も「ネーツ・シュテラン・ワラは、親族一同から100%のサポートを受けています。そして、各自が彼に投票しました」と声明文を発表している。
選挙の宣誓供述書にある通り、ワラ氏は無学で字が読めない。教育へのアクセスが閉ざされていたからだ。
子どもたちには自分のような苦労をさせたくないと、ジャランダル市の貧しい子どもたちの未来のために一大決心をして立ち上がった。
そんなファイティングポーズでスタンバっていたところに、まさかの膝カックンされたようなものだから、あの悔し涙は致し方なかったのだろう。
一時は落ち込んで自分の経営する荒物店に閉じこもっていたワラ氏だったが、現在は次のマディヤ・プラデーシュ州の選挙への出馬を準備中で、元気を取り戻しているという。
参考:「Oddity Central」、「Mensxp」ほか
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2024.10.02 20:00心霊選挙で5票しか獲得できなかった“ワラ氏”が号泣! 9人家族なのに…「これは絶対に不正選挙」衝撃展開も=インドのページです。インド、教育、不正、佐藤Kay、選挙管理委員会、候補者、得票、落選などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで