意識をデジタル化→ビームで宇宙に運ぶ→アバターまとい宇宙旅行! 我らがミチオ・カク教授「レーザーポーティング」宇宙旅行を暴露!
もうすぐ宇宙旅行を自由自在に楽しめる時代がやってくるという。レーザービームで宇宙に運ばれた意識が“アバター”の身をまとい、月でも火星でも思いのままにハイキングできるというのだ。
■レーザービームに乗った意識が自由自在に宇宙旅行
朝食をゆっくり食べた後にはちょっとばかり月へと出掛け、低重力環境の中で“ムーンウォーク”を楽しみ、昼食を食べてから火星に行って岩山をハイキング。その後、火星と木星の間にある小惑星帯のダイナミックで雄大な景観を堪能してから地球に“帰宅”してもまだその日の夕方だった――。
そんな実にコンビニエントな宇宙旅行が可能になる日が近いことを気鋭の理論物理学者が解説している。物理学的にはすでに可能なことであるというのだ。
ニューヨーク市立大学の理論物理学者、ミチオ・カク教授が米ウェブメディア「Big Think」のYouTube動画で、今後100年以内には実現するであろう画期的な宇宙旅行を解説している。
「不死の意識がどのように宇宙を旅するか(How your immortal consciousness will travel the universe)」と題された動画の中でカク教授はまず最初に、我々の脳の神経回路図(brain connectome)の全容が近いうちに解明され、デジタル化されることを指摘している。そして、脳が丸ごとデジタル化するということは、“意識”がデジタル情報になることでもあるのだ。
カク教授によれば、デジタル化された意識は簡単に宇宙へ解き放つことができるという。それを可能にするのがレーザービームだ。レーザービームに“乗った”意識はやすやすと宇宙へと送ることができるのだ。
「我々は意識をレーザービームに乗せて月に向けて放とうとしています。我々は月面に到達します。たった1秒で我々の意識が月面に着地するのです」(ミチオ・カク教授)
レーザービームに乗った意識はわずか1秒で月に到着し、火星までは20分程度であるという。ちなみにケンタウルス座アルファ星に着くまでは4年と、当然だがこちらはけっこうな長旅となる。
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