「75歳以降の人生は生きるに値しない」米著名医師が主張! 人間の晩年は無価値か…大論争に!

 博士はまた、「アメリカ文化の不滅崇拝」的な思考に反対を唱えている。アメリカの人々は運動、食事、長く生きるための計画に膨大な時間とエネルギーを費やしている。

「私はこの不滅崇拝願望を拒否します。延々と人生を延ばすための執着は見当違いで、潜在的に破壊的だとさえ思う。多くの理由から、75歳は人生を終えるには、良い年齢だと思います」

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「Big Think」の記事より

■「75歳までの命」VS「永遠の命」

 もちろん、こういう考えに反対の人は多い。延長された人生を単に楽しんで、何が悪いのかと尋ねられた時、エマニュエル博士はこう答えた。

「70歳、80歳、90歳まで元気な人々がしていることを見ると、ほとんどすべてが遊びの範囲と私は分類します。意味のある仕事ではない。ハイキングやバイクに乗る――どれも価値があることだが、もしそれらがあなたの人生のメインテーマなら、それはおそらく意味のある人生ではない」

 彼はまた人々の長寿への執着が、子どもの健康と幸福から注意をそらしていることを指摘した。「アメリカのある統計では、連邦予算が18歳未満の人に1ドル使われる時、65歳以上の人には7ドル使われている」と彼は説明する。

 もちろん、この種の考え方に反対する専門家は多い。エイジズム(年齢差別)活動家で作家のアシュトン・アップルホワイト氏は、このインタビュー内容にすぐさま反発した。

エマニュエル博士の考え方は、人々の晩年を無価値に思うアメリカ文化の典型例である」と反論した。アップルホワイト氏は、生活の質は主観的であり、できるだけ長く生きたいという人々の選択を支持すると表明する。

 しかしながらアップルホワイト氏は、子ども世代に十分な予算が与えられていないというエマニュエル博士の考えには、賛成している。老年者と幼年者の2つの世代で、予算を奪い合うのは誤ったことであり、リソースがより公平であれば、多くのことを回避できると言及している。

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