シーシェパードらに標的にされる太地町「くじらの博物館」に潜入! セミクジラの200キロ睾丸も発見…村田らむ取材!
和歌山県の太地町はイルカ漁、クジラ漁が盛んな地域だ。
僕は以前からこの街を訪れたいと思っていた。大阪出張のたびに「なんとか行けないかな~?」と計画を立てていたのだが、紀伊半島はとても大きい。
大阪駅から太地駅までは乗車時間4時間、運賃6370円もかかる。なかなか上手いこと計画が立てられないでいた。
以前、やはり紀伊半島の南側にある白浜に行ったことがあった。目的は自殺の名所『三段壁』と、パンダがいっぱいいる動物園『アドベンチャーワールド』だった。大阪から乗車時間2時間半かけて行ったのだが、地元で話を聞いていたら
「東京からだと、羽田から飛行機で南紀白浜空港に来る人が多いよ」
と言われた。確かに飛行機だと往復1万5000円~2万円くらいでチケットがあった。たしかに陸路で来るより、安いし楽そうだ。
とにかく、訪れるのにまあまあ手間のかかる場所なのだ。
太地町はかねてから『シーシェパード』などの、動物愛護団体に狙われ抗議運動を受けていた。彼らは、過激な活動を繰り返したため入国ができなくなったそうだ。
代わりになのかどうなのかは知らないが、去年から『アニマルライツセンター』が抗議運動をしているという。
『アニマルライツセンター』と言えば『動物はごはんじゃないデモ行進』を開催し、話題になった団体だ。それに対抗し『動物はおかずだデモ』を開催して、積極的にからんでいってるのが『やや日刊カルト新聞』の藤倉善郎さんである。
そんな藤倉さんと、大阪のトークライブハウスに2人で登壇することになった。大阪までは藤倉さんの自動車に行く。お金をケチって高速道路を使わない平道での旅行なのだが、旅のついでに太地町に寄ろうということになった。
藤倉さん的には『アニマルライツセンター』を現地で取材して、小馬鹿にして、いじって、アイデンティティーを切り裂いてやろうという腹だろうし、僕としては
「お安く太地町に行けてラッキー!!」
というウィンウィンな関係である。しかし、東京→太地町は平道だと600キロ以上ある。12時間以上のドライブだ。太地町についた頃には、もうフラフラになっていた。
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