女性のオーガズムの謎が“衝撃のウサギ実験”でほぼ解明! セックスでイッたことがない女性が多い理由も判明(科学研究)
実験の結果から、研究者らは初期の人類においても、オーガズムが排卵を誘発していた可能性を提示する。いわば“先祖返り”ともいえる現象が起きたというものだが、その後、オーガズムによる排卵誘発システムは失われ、現在はその痕跡だけが残っているという仮説である。つまり、人間の女性のオーガズムとは進化の「なごり」にすぎないというのだ。そう考えれば、冒頭で触れたとおり、セックスで“イッた”ことのない女性が多いというのも納得である。
しかしながら、「なぜ生殖的な意味を失ったのに、いまだにオーガズムが残っているのか?」という問題が残っている。その答えとしていくつかの仮説がある。いくつかご紹介すると、オーガズムによる快楽が女性のセックスの回数を増やし、パートナーとの絆を深め、より多くの子孫を残せるという説や、性的な快楽を与えてくれる男性=健康で優秀な男性を選抜するための機能という説がある。オーガズムにもそれなりの意義がある可能性はあるのだ。
それにしても、もし過去の人類がオーガズムで排卵するメカニズムを有していたなら、彼女らには現代の女性とは大きな違いがあった可能性がある。周期的な排卵に伴う生理現象——月経がなかったかもしれないのだ。多くの女性が潜在的に月経の問題を抱えていることを考えると、こちらの路線で進化した方が良かったのではないかという気もする。オーガズムの進化から見えてくるのは、人間の女性が抱える特殊性なのかもしれない。
参考:「The Guardian」「Daily Mail」「PNAS」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊女性のオーガズムの謎が“衝撃のウサギ実験”でほぼ解明! セックスでイッたことがない女性が多い理由も判明(科学研究)のページです。ウサギ、セックス、米国、女性、人類、オーガズム、最新研究、排卵などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング17:35更新
- ・植毛手術を受けた男性の頭がヤバすぎる…まるでエイリアン
- ・【ちょっと閲覧注意】体内に「石灰化したサナダムシの卵」数百個
- ・片手が勝手に動く「エイリアンハンド症候群」が怖すぎる
- ・火星に“液体の水”が存在した証拠を発見! キュリオシティが古代の波紋を捉える
- ・木星の8倍の質量を持つ「恒星間訪問者」が太陽系を変えた?
- ・「人間が感じる最も激しい痛み」はアレだった! 男女を超えた共通の苦痛
- ・最恐の未踏峰「カイラス山」の謎! 時の流れと人体に異変?
- ・13歳少女がiPadの使いすぎで死亡!? 衝撃の真実
- ・壊滅的原発事故で出現した“地球上で最も危険な物体”「ゾウの足」
- ・「永遠の命を得るガチ技術TOP3」を発表! 超富裕層が模索