ドイツ、23年までにグリホサート禁止へ。日本は真逆
ドイツ、23年までにモンサントのグリホサート禁止へ! 人体や生態系に害と判断…なのに日本は規制緩和
ドイツのメルケル政権は現在、論争の的である除草剤グリホサートを段階的に廃止することを目指している。グリホサートは、「ラウンドアップ」というブランド名で、米農薬大手モンサントによって開発された除草剤である。

■来年から段階的にグリホサートを禁止
グリホサートは、商品名「ラウンドアップ」として販売されているが、すでに多くのEU諸国で禁止、または制限されている。
生物学者、そして世界中の運動家は、グリホサートは自然の食物連鎖と植物の受粉を混乱させること、種の多様性に影響を与えること、そして、昆虫の数が激減することで生態系に損害を与えると指摘していた。
今年2月、ドイツ南部の富裕な地域であるバイエルン州で、記録的と言える175万もの人が「蜂を救う」という住民投票を行い、化学物質の使用を減らし、もっと多くの有機農業と緑地を増やすよう呼びかけた。
グリホサートは昆虫に限らず人間にも害を及ぼし、がんを引き起こす疑いが強いとされてきた。それは、2015年に世界保健機関の報告書が、「グリホサートはがんを引き起こす可能性がある」と結論付けたことで、より明確になった。

「昆虫に害を及ぼすものは、人間にも害を及ぼします」と、ドイツ社会民主党の環境大臣スヴェンジャ・シュルツェ氏は断言する。シュルツェ氏は、昆虫が激減してしまえば、いずれすべての果物が贅沢品となる未来がやってくると警告する。
「私たちが必要としているのは、より多くの昆虫が生息している世界です」とシュルツェ氏は付け加え、「昆虫のいない世界は、人間も住む価値がありません」と強調した。
ドイツでは、第一段階として来年から、グリホサート使用を都市公園と私有の庭で禁止する。その後、除草剤と殺虫剤の使用が、草原や果樹園の牧草地など、より多くの種子が存在する地域や、川や湖岸で制限または禁止されることになるという。
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