「宇宙の加速膨張もダークエネルギーも大嘘」オックスフォード大が最新研究で指摘! 過去のノーベル賞は間違いか、科学界に超激震!

 サルカル氏らは、超新星の赤方偏移のデータに異常があることを発見した。これらのデータは地球の静止座標系から宇宙背景放射のものへ変換されていたのだが、これにより、地球の局所的な動きが排除されてしまっていたのだという。そこで、サルカル氏らは、赤方偏移のデータをオリジナルデータに再変換して計算したところ、やはり加速膨張の根拠は見つからなかったそうだ。

「超新星を空のほんのわずかな部分から見れば、宇宙が加速膨張しているように見えるでしょう。ですが、それは局所的な効果に過ぎません。宇宙全体の活動とは何の関係もないのです。よってダークエネルギーも存在しません」(サルカル氏)

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宇宙の膨張にはダークエネルギーが重大な要素だと考えられてきた「Wikipedia」より引用

 科学の歴史を振り返れば、考えられない凡ミスや勘違いが重要理論のど真ん中で起こっていたことは珍しいことではない。宇宙の加速膨張もダークエネルギーも、実は物理学者の頭の中にしか存在しない架空の現象だったのかもしれない。

 一方、加速膨張の発見でノーベル賞を受賞したアダム・リース氏は、サルカル氏らの使用した観測データが時代遅れの代物だと指摘するなど、研究の不十分さを指摘している。現時点ではどちらが正しいかは分からないが、ただ、トカナでも報じてきたように、ダークエネルギーが存在しないと主張する物理学者も多く、科学界で受け入れられている中心理論が完璧だという保証はどこにもない。今後、さらなる驚愕の事実が明らかになることに期待したい。

参考:「Physics World」、ほか

TOCANA編集部

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