今年の「大麻ニュース・ベスト10」ランキング発表！ 高樹沙耶×石丸元章が選ぶ、ディープなマリファナ情報まとめ！

• 
• Xでポスト
• 

★３位　アメリカ史上初めて下院委員会で大麻合法化法案が承認

高樹　11月20日、アメリカ下院議会司法委員会が「大麻機会への再投資および規制対象除外法案（MORE法案）」を承認しました。

石丸　ふむふむ。それはどんな法案なんですか。

高樹　この法案は全米で大麻を非犯罪化、合法化。販売される大麻に5％の「大麻税」をかけて、税収で大麻で逮捕された人々への法律扶助、職業訓練、また個人ビジネスへの小規模ローンなどを行うなど、さまざまな施策が盛り込まれています。

石丸　ほう～！　州レベルでなく、連邦レベルで大麻が合法化されるわけですね。

高樹　大麻合法化に向けて、歴史的な決定です。ただ、あくまでも、下院の一委員会での承認ですからね。今後、下院の7の委員会で承認されたうえ、下院での採決になるそうです。そのうえ、上院の採決が待っていますから、まだまだ道のりは遠い。

石丸　なるほどね。一方で州レベルでの合法化の動きは進んでるみたいですよね。ニューヨーク州では、結局完全合法化にはならなかったんですが、7月から大麻の使用が非犯罪化された。つまり、持っているのが見つかったら罰金だけれども、逮捕されなくなった。ハワイでも来年から非犯罪化される。サイパンやグアムは、今年合法化法案が可決されていて、来年には嗜好用も解禁されるんだって。グアムって3泊４日で3万円くらいからパックがあって、3時間半で着いちゃうんですよ。

高樹　「ニューズウィーク」の世論調査によると、アメリカ人の91％が医療、もしくはレクリエーション用大麻の合法化に賛成しているそうです。今後、国連やWHOでも、大麻の非犯罪化、非薬物化の方向に進むと思いますし、大麻ビジネスが大きな注目を集めていますので、連邦での合法化も意外とはやいかもしれません。

石丸　ちなみに、アメリカ大リーグ機構（MLB）は、来年の禁止薬物リストからマリファナを除外するそうです。選手の健康と安全の保護のために、禁止薬物をきめていますが、アルコールと同じ扱いになるという。

高樹　健康や安全に問題がないと認定されたわけですよね。

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2
 
• 3
 
• 4
 
• 5

関連記事

• 

  「大麻を包んだ銀紙」を飲み込んだら人体がヤバイことに!! 危険な大麻体験談＆ドラッグなしでキメる方法…高樹沙耶×高野政所×石丸元章が解説！

• 

  2016年の厚労省「医療大麻など存在しない」発言は何だったのか？ 高樹沙耶×高野政所×石丸元章が「大麻と逮捕のリアル」を語る！

• 

  そろそろ大麻と参議院選を本気で語ろう！ 自由化のジャンヌダルク高樹沙耶と、カリスマジャンキー石丸元章が徹底対談

• 

  参議院選挙と「大麻」を日本で唯一、真面目に語ってみた！ 大麻の自由化を考えることは、日本人の選択の自由を問うこと（高樹沙耶×石丸元章）