ついに首都直下地震「発生の法則」を発見!! オリンピックに直撃、11・12月に南海トラフも連発 → 日本滅亡か!?

• 
• Xでポスト
• 

■南関東直下地震の発生時期に知られざる傾向！

　では、南関東直下地震の場合だ。驚くべきことに、やはり黒潮大蛇行との間に関連性を見出すことができる。黒潮大蛇行の存在が初めて確認された1854年から2019年12月末までの166年間のうち、黒潮大蛇行が発生していた期間は約48年7カ月間。この間に南関東で発生したM6.0以上の地震を、黒潮大蛇行の発生中と直進期に分けて集計したところ、以下のようになった。

【1854年以降　M6.5以上　全12件】

・ 黒潮大蛇行発生中：12回中2回（17%）　
→ 偶然による期待値（※）：4回

・ 黒潮直進期：12回中10回（83%）
→ 偶然による期待値（※）：8回

※ 編集注：完全にランダムで起きるとした場合に想定される回数

　このように、南関東直下で起きるM6以上の地震の約83%が黒潮の直進期（非大蛇行期）に起きており、大蛇行発生中には12回中2回しか起きていなかった。このことから、あまり顕著ではないものの、次の首都直下地震は、黒潮大蛇行が終息した後で起きる可能性が高いと言える。

■黒潮大蛇行の終息とともに「日本の終わり」が!?

　では、現在発生中の黒潮大蛇行が、いつ終息するのかというと、海洋研究開発機構が運営するサイト『黒潮親潮ウォッチ』の最新予測では、3月中旬までは大蛇行が続き、今のところ終息の兆候は見られない。ただし、冷水塊の渦を作る力が8月頃まで弱まり、そのまま弱まれば大蛇行が終息する可能性も見えてくるかもしれない、という。

　南海トラフ巨大地震は、黒潮大蛇行という「縛り」と発生月にも偏りが見られるため、いつ起きてもおかしくないとは“言えない”と筆者は考える。だが、首都直下地震に関しては、これまでの筆者の認識では、黒潮大蛇行のような「縛り」がないため、地震学者諸氏が語るように、いつ起きてもおかしくないものと認識していた。ところが、今回の驚くべき発見によって、南関東直下地震にも黒潮大蛇行の「縛り」があることが明らかになった。これは、首都圏を襲う大国難がいつ起きるか考える上で大きなヒントとなるだろう。

　なぜこのような傾向があるのか、現時点ではわからない。南海トラフ巨大地震の場合は完全なる海溝型地震であることから、黒潮とそれに伴う”冷水塊”という現象が何らかの形で巨大地震の発生を「抑制」するような影響を及ぼしている可能性もあるだろう。だが、首都直下地震の場合は、必ずしも海溝型地震とは限らず、内陸が震源となるケースもある。そうなると、ますます謎は深まってくる。ただし、黒潮大蛇行は豪雪などの気象現象にも影響を与えるという研究があるため、海水温だけでなく何らかの形で地震発生にも影響を与えているのだろうか。

　いずれにしても、以上を踏まえて、もしも今年後半に黒潮大蛇行が終息すれば、首都直下地震発生の可能性が一気に高まることになる。

■何月が一番危険なのか!?

　さて、黒潮大蛇行が終息すると首都直下地震が発生する可能性が高まることはわかったが、1年のうちいつ頃が最も危険なのだろうか。先日の記事でも紹介したように、発生月による偏りが多少見られるのだ。

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2
 
• 3

関連記事

• 

  「2020年は地震より水害がヤバイ」日本の神々が警告！ 諏訪大社は“三行半”の凶相、神社6社「粥占」総括… 五輪中止に！

• 

  東京オリンピック期間中に首都直下地震発生の可能性を検証！ データで危機が浮き彫り、“最悪パターン”から目を背けるな！

• 

  【謹賀警告】東京オリンピックを中止せよ！ 2020年に富士山噴火、南海トラフ、首都直下地震が連発か、「魔の9年サイクル」発動へ！

• 

  2020東京五輪は絶対ない・地震・津波・噴火予言…！夢や予感がことごとく現実になる女性たち4人を紹介！