「時間は幻想。過去・現在・未来はすべて同時に起きている」時の概念が覆る研究成果が続々! そのうち“時間逆行”も始まる!?
時間は幻想に過ぎない――。最先端の理論物理学は、これまでの我々が持つ時間認識をパラダイムシフトさせようとしている。過去、現在、未来という現実認識の仕方そのものが間違っているというのだ。
■時間は未来に向かって“流れて”いるのか?
3次元空間に生きている我々は、自分の周囲に広がる空間について、酩酊状態でもない限りは基本的には左右、上下、前後を把握して行動している。
しかし、たとえば左右といっても、それは自分を基準にしたものであり別の位置にいる人物にとっては自分にとっての左側がその人物の左側であるとは限らない。そしてこれは上下、前後についても同様だ。
つまり、目の前に広がる現実を把握するために、便宜的に左右という概念を使っているのであり、絶対的な“左”や絶対的な“右”があるわけではない。
これと同じことが時間についても言えるのではないかという驚きの学説が、最先端の理論物理学の分野から続々と登場している。我々は現実の変化を把握するために、過去、現在、未来という概念を“便宜的に”使っているに過ぎないというのである。そして時間は幻想であるというのだ。
時間が幻想であるとは一体どういうことなのか。この謎を解決すべく、先鋭的な理論物理学者たちが提案する理論の数々に注目が集まっている。
人々のほとんどはグリニッジ標準時に何の疑問を挟むことなく無意識に従って日々の生活を送っているが、実は厳密な物理の法則では、時間が未来へ向かって“流れて”いるとは一言も言及されていない。物理の法則は最終的に対称的であり、つまりもし時間が未来に向かって流れているのであれば、同じように過去へ向かって流れていても不思議ではなく、それどころか、むしろその流れがあって然るべきなのだ。
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2024.10.02 20:00心霊「時間は幻想。過去・現在・未来はすべて同時に起きている」時の概念が覆る研究成果が続々! そのうち“時間逆行”も始まる!?のページです。脳、時間、仲田しんじ、認知科学、相対性理論、理論物理学、ブロック宇宙論、ビッグクランチなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで