がんは“栄養療法”で治す時代!? 驚愕の完治事例も… 話題の医師が「がんに勝つ食事」を伝授!(インタビュー)

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イメージ画像:「Getty Images」

佐久間  食事療法としては、がん細胞の好む糖質を制限し、免疫力が高まり抗炎症作用のある食材を摂ります。抗酸化物質や食物繊維を多く含む野菜や果物、オメガ3脂肪酸を多く含む油(フィッシュオイルや亜麻仁油など)やバージンオリーブオイル、中鎖脂肪酸を含むココナッツオイルなどの良い油を中心にして、タンパク質や脂質をカロリー源とし、腸内環境に良い発酵食品やビタミン、ミネラルなどの必須栄養素が豊富なバランスの取れた食事が好ましいですね。昔ながらの和食から糖質を控えた食事をイメージしてもらえばよいと思います。

 ホルモンがたくさん含まれる乳製品や、体内で炎症を招く小麦などのグルテン含有食品は避けた方がよいでしょう。そして、なるべく無農薬の野菜、ホルモン剤や抗生剤の投与がなく農薬含有飼料を食べていない放牧牛、放し飼いの豚や鶏肉など良質のタンパク質と脂質が取れる食材が望ましいです。当院では、薬品や化学物質投与のない放し飼いされた沖縄県産の豚の精肉が購入できるように準備中です。

――栄養療法のほかに、世間であまり知られていないがんの治療法はあります?

佐久間  当院では温熱療法やデトックス治療を行っています。局所温熱により蓄熱しがん細胞が高温に耐えられず死滅する作用や、ヒートショックプロテイン(HSP)作用による細胞修復力向上、さらに異常な細胞の自然死促進、遠赤外線による全身の抗炎症作用、血流促進作用、発汗による解毒作用、自律神経を整える心身のストレス軽減作用もあります。

 デトックス治療では、非常に吸収率の高い解毒サプリエントを摂取してもらい、体内で炎症を引き起こす有害重金属や有害化学物質、菌毒素などの解毒を行い、細胞の炎症や酸化ストレスを除去します。その結果、不調な細胞が代謝されることで、健康時のように細胞を正常化し、免疫力、再生力、エネルギー産生力、解毒力などの回復をはかります。高濃度ビタミンC点滴や高濃度水素点滴もがんの再発予防のために行っています。当院ではないですが、抗炎症作用、抗酸化作用、免疫力向上のためのオゾン療法という、いわゆる血液クレンジング療法などもありますね。

■抗がん剤とストレスの真実

――先生は抗がん剤についてどのようにお考えですか? 賛否両論ありますが。

佐久間  抗がん剤もどんどん進歩していますから、がんの種類や症状によっては、抗がん剤の併用にも賛成です。最近注目されている検査があります。ちょっと難しそうな名前ですが、血中循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cell、CTC)検査というもので、通常の画像検査では映らない小さながんも早期発見できます。この検査は、発見されたがん細胞に、どんな抗がん剤や栄養素が効果を発揮するかという点まで検査することができ、副作用が少なく効果的ながん治療が可能となるため世界的に実践されています。「抗がん剤=悪」ではなく、何かに偏りすぎず、柔軟に考えて実践することが求められていると思います。

――なるほど。抗がん剤の陰謀論はもはや過去の遺物ということでしょうか(笑)。

佐久間  栄養療法以外の治療に、サイモントン療法というイメージ療法もあります。がん細胞が死んでいくイメージを強く抱いてもらうことで、脳からプラスの指令が全身に伝わり、がん細胞に対する免疫細胞の攻撃力を増強させます。

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佐久間一穂医師

――自己ヒーリングみたいなものでしょうか。プラセボ効果とは違うのですか?

佐久間  偽薬は使わないのでプラセボ効果とは異なりますが、心理的効果という意味ではプラセボ効果もイメージ療法の一部といえます。心の持ち方、積極的な治療イメージが免疫力を高めることは科学的にも解明されていて、サイコオンコロジーという研究分野も発展しています。

 心が体に与える影響の単純な例ですが、食事をするときに楽しい気持ちで食べる方が、消化酵素が沢山出て消化吸収力を高め、逆にストレスのある状況で嫌な気分で食べると、消化酵素の分泌が悪くなり消化吸収力が弱まることも実証されています。

――まさに病は気から、ということですね!

佐久間  そうです。でも、精神的なストレスのほかに、環境や病気が身体に与えるストレスがあります。後者は、先ほどあなたがおっしゃっていた化学物質や石油加工製品、環境ホルモン物質やその他の環境汚染、有害重金属、薬物、カビ毒素などの毒物です。また、心身のストレスには過労、パワハラ、暴飲暴食、睡眠不足、スマホ中毒、スイーツの食べ過ぎ(笑)などもありますね。これらのストレスが免疫力を高める善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす。その結果、さらにストレスが蓄積して、ますます心身に変調をきたす。そんな悪循環が難治症状や病気を増やしていると思います。

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