がんは“栄養療法”で治す時代!? 驚愕の完治事例も… 話題の医師が「がんに勝つ食事」を伝授!(インタビュー)
■がん完治の実例と知られざる“がん体質”
――がんは、ストレスが多い社会の病気でもあるのですね。栄養療法を含めた統合医療で、がんを完治できるものでしょうか?
佐久間 現在、当院ではがん治療は積極的に行っていない状況で、知人から紹介を受けた方のみ、がん治療を専門的に取り組んでいる先生に相談しながら診療しています。統合医療の分野でもがん治療の研究が進歩してきており、徐々に完治に至るケースが増えているとはいえ、まだ満足した結果を得ている病院やクリニックは少ない状態のように思われます。あくまでも、症状が軽減し、苦しまずに良い時間を長く保つことができたり、一般的治療の副作用を軽減する補助療法として役立っている場合が多いようです。当院も同様ですが、どうにか完治できたケースのうち一例をご紹介します。
・ 62歳男性(胃がん、肝転移、ステージⅤ)の場合
手術、抗がん剤治療、放射線治療を行いましたが、退院から半年後に肝転移が再発し、完治は困難と言われて当院を受診しました。食欲がなく顔色不良で活気もなく、体重減少もかなり目立っていました。まだ高校生の子供さんがおり「(彼らが)自立するまでは死ねない」と、自分に合う治療を必死に模索し、闘病生活を送ってこられた方でした。
すでに前述した食事療法に近い食生活をして、添加物の少ない食材にも配慮しておられたので、MAF、タンパク質分解酵素、ハーブの解毒サプリ、VitD、高濃度VitC+水素点滴、温熱療法、イメージ療法を組み合わせて治療を進める提案をしました。当初は不安そうでしたが、温熱療法で痛みが軽減し、イメージ療法で気持ちが癒され、2カ月目から食欲が回復して体重も増えてきて、疲れやすさも軽減。そして半年後の再検査では、なんと腫瘍が3分の2に縮小していました。
栄養療法などの統合医療に否定的な意見の主治医には、当院での治療は話さず経過観察の検査を受けるだけでした。その後も同治療を継続したところ、当院での治療開始後15カ月目に画像検査で腫瘍が認められなくなりました。その後も食事には注意し、MAF、タンパク質分解酵素、VitD、イメージ療法は継続し、高濃度VitC+水素点滴は毎週2回から隔週1回、温熱療法は毎週3回から1回に減らし、そのまま3年が経過していますが再発がない状態を保っています。
――なるほど。一般には知られていない「がんになりやすい体質」はありますか?
佐久間 一般に知られていないという点では、慢性的な腸内環境不良の方々や有害重金属や有害化学物質を蓄積している方々は、解毒力と新陳代謝が低下するとともに、体内に毒素が蓄積しやすいため全身的に慢性炎症が起きており、活性酸素が多量に発生することでDNA障害も起きやすく、突然変異が生じてがんや難病が発生しやすいと思われます。
また、血液検査の尿酸値が3.0以下の人は、がんになりやすいと体質といえると思います。人間は、抗酸化物質として重要なVitCを体内で合成できないのですが、代わりに尿酸が抗酸化作用の役割を果たす体内物質の一つになっています。そのため、尿酸値が常に低い方は酸化ストレスに弱くなり、活性酸素によってDNAがダメージを受けやすいことからがんになりやすいと考えられています。家系的に尿酸値が低い場合は、がん家系であることが多いとの研究報告もあります。
~つづく~
※ 後編(4日14時に配信予定)では、佐久間氏が精神疾患と腸内環境との関係について明かす!
ミチワクリニック院長 佐久間一穂
専門:心療内科、精神神経科、内科
経歴:秋田大学医学部卒、東北大学消化器科、東邦大学心身医学研究室、聖路加国際病院心療内科・緩和ケア科副医長勤務、カナダマギール大学緩和ケア科研修
所属学会:日本心身医学会、日本精神神経学会、日本抗加齢学会、日本オーソモレキュラー医学会、臨床分子栄養医学研究会、臨床水素治療研究会
https://www.doctors-search.com/c-chuo/michiwaclinic/
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2024.10.02 20:00心霊がんは“栄養療法”で治す時代!? 驚愕の完治事例も… 話題の医師が「がんに勝つ食事」を伝授!(インタビュー)のページです。ストレス、がん、DNA、腫瘍、医師、免疫、抗がん剤、新陳代謝、佐久間一穂、抗酸化物質、栄養学などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで