【警告】迫る大地震・大水害、コロナ禍と二重苦で五輪どころじゃない!! 日本の運命は黒潮で決まる… データで衝撃の事実発覚

■黒潮大蛇行と水害

 だが、安心することはできない。黒潮大蛇行の発生中、日本の南岸で大地震が起きる可能性は低い一方、別の懸念が生じている。2017年8月30日、気象庁は黒潮大蛇行発生の可能性を発表したが、その際の報道資料に、非常に重要なことが書かれていた。

「1年で最も潮位が高くなる夏から秋には、黒潮流路の変動によって東海から関東地方沿岸で潮位が上昇することで、沿岸の低地で浸水などの被害が生じる可能性があります」

気象庁報道発表資料、2017/08/30)

 さらに、『台風や低気圧が接近した場合は、さらに潮位が高くなるため、より一層の注意が必要』ともある。

 つまり、黒潮大蛇行の発生中には海面高度が高くなっているため、潮の満ち引きや台風による風と気圧の効果が加わることで、沿岸の浸水リスクが高まるのだ。例年なら水害を起こさない規模の台風でも、黒潮の大蛇行期は直進期に比べて太平洋沿岸の潮位が高くなっているので、水害の起こる可能性が高くなるのだ。

【警告】迫る大地震・大水害、コロナ禍と二重苦で五輪どころじゃない!! 日本の運命は黒潮の変化で決まる… 過去データで衝撃の事実発覚 の画像2
画像は「Getty Images」より引用

■黒潮大蛇行発生中の大水害

 では、過去の黒潮大蛇行発生中、どれだけの水害が起きていただろうか。以下に、特に歴史に残る(20世紀以降の)大きな被害が出た水害の例を示す。

凡例:【大蛇行】黒潮大蛇行、【水害】歴史に残る大規模水害

【大蛇行】1917年2月~1922年3月頃(約5年1カ月間)
【水害】1917年9月:大正6年の高潮災害、東京湾に高潮、東京府の死者500人以上。

【大蛇行】1934年3月1日~1944年前半(約11年間)
【水害】1934年9月:室戸台風、大阪湾に高潮、死者・行方不明者3066人。
【水害】1938年7月:阪神大水害、死者600人を超える。神戸市と阪神地区で多大な浸水被害。

【大蛇行】1959年5月~1963年5月頃(約4年間)
【水害】1959年9月:伊勢湾台風、伊勢湾に高潮、死者・行方不明者5098人。

【大蛇行】2004年7月~2005年8月(1年2カ月)
【水害】2004年8月:台風16号。瀬戸内海沿岸部で大きな高潮被害、死者3人。

【大蛇行】2017年8月下旬~現在も進行中(2年10カ月以上)
【水害】2018年7月:平成30年7月豪雨、死者220人以上。「平成最悪の水害」。
【水害】2019年9月:令和元年房総半島台風(台風15号)、死者3人、負傷者約150人。
【水害】2019年10月:令和元年東日本台風(台風19号)、死者92人、負傷者460人以上。

【警告】迫る大地震・大水害、コロナ禍と二重苦で五輪どころじゃない!! 日本の運命は黒潮で決まる… データで衝撃の事実発覚のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル