心と脳を蝕む恐怖の病「ケモブレイン」の超ヤバい症状とは!? これまで“気のせい”で片付けられてきた異変、原因は●●!
■ケモブレインを侮ってはならない
クルーズ医師は、医療現場においてケモブレインの発生を漠然と認識しているにもかかわらず、命に関わることではないからと問題解決を先送りにしてきた現状に警鐘を鳴らす。そして、これら研究証拠や患者たちの生の声に耳を傾けた結果、ある結論を導き出したという。ケモブレイン=ストレスが原因、だと。
つまり、ケモブレインの疑いがある場合は、ストレスの多い状況を減らし、リラクゼーションのために瞑想やヨガ、アートを試みる。また、記憶力を高めるエクササイズやゲームも症状の緩和に役立つという。決して、気休めではないのだ。
ケモブレインの症状に最初に気づくのは家族であることが多い。だから、家族の気づきによる患者への感情的・社会的なサポートは、ケモブレインに対処する上で重要といえるだろう。
ありがたいことに、ケモブレインの症状は通常、一時的なものとされる。治療開始後すぐに発症し、6~12カ月間続き、その後は治まる傾向にある。

日本でもケモブレインは、がんサバイバーシップにおいてQOLや就労へ影響を及ぼす副作用のひとつとして研究が続けられているという。今後、社会全体でケモブレインに対する認識を高めていくことは不可欠だ。くれぐれも、ケモブレインを侮ってはいけない。
参考:「Big Think」、「Cleveland Clinic」、「Cleveland Clinic」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊心と脳を蝕む恐怖の病「ケモブレイン」の超ヤバい症状とは!? これまで“気のせい”で片付けられてきた異変、原因は●●!のページです。健康、ストレス、がん、医療、脳、佐藤Kay、認知機能、ケモブレインなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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