日本政府が無能すぎてできない「国民管理」の裏話を天才・亜留間次郎が解説!
日本政府が無能すぎてできない「国民管理」の裏話を天才・亜留間次郎が解説! ロシアの「国民奴隷管理システム」と中国「フコウ」の歴史から学べ!
【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】
前回の記事では、パンデミック抑制のための「国内パスポート」というアイディアがいかに愚策かを、歴史的事実を元にバッサリと切り捨てた。今回は国内パスポートの存在が歴史に与えた、思いがけない影響について解説する——。

■ロシアの名ばかり売春婦
国内の移動を制限するパスポートシステムは、フランスからロシア帝国にも持ち込まれ、1843年にロシア皇帝ニコライ1世により法制度化され、その後も国内移動を厳しく制限するロシアからソビエト連邦へと継承されていきます。
ロシアでは、小作人より酷い立場にあった農奴が土地から離れることを禁止していましたが、売春婦が都市部への出稼ぎに出ることは認めていました。売られた娘を農村部から都市部へ移動させる……つまりは性奴隷という商品を流通させる為の例外的な制度だったのですが、この小さな例外が自由と平等を勝ち取り、ロシア帝国を崩壊させます。
性奴隷の流通システムは、時代が進んでロシアが豊かになってくると、状況が全く変わってきました。
高等学校に進学したい女性や出稼ぎしたい女性が書類上だけ売春婦になり、黄色いパスポートを発行してもらうことで自由に旅をする脱法行為が行われ、「イエローチケット」という題名の映画にまでなっています。
例えば、1853~1867年にかけて、大都市サンクトペテルブルクでは書類上の売春婦の数が急増していますが、これは貧困などにより売春婦が増えたわけではなく、逆に女性の社会的地位の向上により、都市部への出稼ぎや進学の為、名ばかり売春婦になった女性が大量に出現したことを示しています。
中には「売春宿」という名目で設立された全寮制の私立女子高等学校もあって、生徒が上京するための必要書類として黄色いパスポートを使用しました。
この学校は現代でも存続しており、帝国時代からの伝統と格式を持つ名門お嬢様学校です。この学校が生徒の制服として採用したのがメイド服で、後にロシアの学校では卒業式などで着る正装になりました。ちょうど日本の女学生が卒業式で袴を着るのと同じです。一周回って伝統になった、黄色い表紙の生徒手帳を持つメイド服姿のお嬢様は、今でも名目上は売春婦なのです。
ちなみに、かなり最近までロシアで売春婦になれる最低年齢が16歳だったのはこの時代の名残です。
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