渡部建、伊藤詩織、山口敬之、木村花…ネットの「誹謗中傷」問題を東大教授が指摘!
渡部建、伊藤詩織、木村花…ネットの「誹謗中傷」問題に東大教授が苦言! 議論を避ける「東京大学関係教員有志」への所感も
ハイパースカトロジスト(超糞便学者)としても知られる稀代の哲学者・三浦俊彦(東京大学教授)が、世の中の“ウンコな正論”を哲学的直観で分析する【超スカトロジスト時評】――

コロナ禍は、四字熟語フェチにとってはたまらない、夢の時間でした。
濃厚接触。不要不急。医療崩壊。感染爆発。潜伏期間。集団免疫。都市封鎖。在宅勤務。三密回避。基礎疾患。院内感染。八割削減。休業補償。店名公表。自粛警察……くっ、たまりません!……生活様式……出口戦略……抗体検査……超過死亡……。
テレワークで働ける人が「上級国民」視されたり、「都道府県」の境界が急浮上したり、「九月入学」が噂されたりする中で、独自路線を開いたのが「誹謗中傷」でした。
自粛しない店や個人、ときには感染者や医療従事者への誹謗中傷が吹き荒れていたところへ、伊藤詩織×山口敬之の6年越しの係争が一区切りつき、二人への批判と擁護が再燃。プロレスラーの木村花が自殺した原因がこれまた誹謗中傷だったとされ、伊藤詩織も木村花に言及して、この四字熟語が一気に広まりました。興味深いのは、伊藤や木村への誹謗中傷を非難した人々が、その口で岡村隆史や渡部建を熱心に罵っていたことです。

とくに渡部建へのバッシングは奇妙でした。多目的トイレでの呼び出し不倫、スマホでの相互鑑賞プレイ――そんな性的嗜好を週刊誌がアウティングすること自体、人権重視の時流に反していますし。渡部の性癖を「ゲス」「気持ち悪い」と感ずるのは個人の自由ですが、マスコミやSNSで声高に非難した人々は反省すべきでしょう。周囲が無人であることを確かめたうえでの短時間トイレ不倫がそれほどまで悪だというなら、街に落書きしたバンクシーにせよ男性器を隠して女湯に入ったと公言するトランスフェミニストにせよ、死罪に値する。
炎上の一因は、リッチなイメージのグルメ王が、ケチ臭いファストセックスをコソコソ楽しんでいたというギャップ[1]でしたが、そこに滲む幻滅効果の味わいは、バンクシーなど足元にも及ばぬ前衛アート。もはや芸の肥やしではなく、芸そのもの。早く復帰してもらって、ネタにし合おうじゃありませんか。
[1] もう一つの意図的ギャップ――佐々木希と不倫相手との格差――が重ね合わされている。不倫女に格差を思い知らせるトイレ不倫は、メンタルSMの上級プレイと言えるが、ドM感覚を心底楽しめる女性を選びそこなったのが、渡部の唯一の失敗だったようだ。
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