あの伝説的カフェ「新宿・BERGベルク」の風景を石丸元章が詩で表現! ひとつの街をテーマに短編小説を執筆する意欲シリーズ「ヴァイナル文學選書」がアツい!

 トカナでもおなじみの石丸元章さんが立ち上げた「ヴァイナル文學選書」(東京キララ社)。個性的な書き手たちが集まって、ひとつの街をテーマに短編小説を執筆する意欲的なシリーズである。装丁を含めたパッケージを、朗読を前提としたものにするなど、これまでになかった独自の方向性を持ち、大きな注目を集めている。

 そのヴァイナル文學選書シリーズのスピンオフの詩集『新宿・BERG編 ベルクの風景』を、石丸さんが7月25日にリリースした。舞台となるのは新宿のカフェ「BERG(ベルク)」。JR新宿駅構内の地下にある、コーヒーとビール、ソーセージの名店だ。長きにわたって多くの人に愛され続けている店で、発売日の7月25日はベルクの開店30周年記念日にあたる。

詩集『ベルクの風景』(東京キララ社)

 石丸さん自身もベルクのファンであり、たびたび店を訪れている。しかも、ビールを1杯飲むたびに詩を書くという試みを続けていたのだという。

JR新宿駅構内にある新宿ビア&カフェ・ベルク

「だから、ベルクについての詩をたくさん書いていた。1杯飲むと一つ詩を描く。だけど見たくても見れないのが、朝のお客さんのいない働く人たちだけの時間──。それで、ベルクの朝昼夜の風景を詩にして、迫川(尚子)さん(※ベルクの副店長にして写真家)の写真と一緒に作品にしたいなと思って、去年の夏にご提案申し上げたんです」(石丸さん)

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