【格差】よく稼ぐ人ほどよく寝ていることが判明!「寝てないアピール」は雑魚の証、 低所得者ほど睡眠不足(最新研究)
スイス・バーゼル大学の研究者は、2020年3月23日から4月26日の“ロックダウン”の期間が睡眠サイクルにどのように影響したかについて、435人の睡眠事情を調査した。
調査の結果、睡眠における社会的ジェットラグ(Social jetlag)がコロナ前よりも改善している傾向が突き止められた。
社会的ジェットラグはウィークデーと週末の睡眠事情の“時差ボケ”のことだ。パンデミック前などの通常の社会状況下では、多くの人は週末に“寝だめ”をして睡眠不足を補おうとするが、これが“時差ボケ”を生み、月曜日に疲労感が残ったりと心身の健康にネガティブな影響を及ぼす。
しかしロックダウンにより平日と週末の違いがあまりなくなることで睡眠サイクルはより安定したものになり、社会的ジェットラグが解消されたのである。
とすればこのコロナ禍で人々の睡眠の質が向上したのだろうか。しかし今回の研究では全体的な睡眠の質が低下したことを示している。
「私たちは、この前例のないCOVID-19ロックダウン中に大幅に増加した認知上の負担が、社会的ジェットラグの減少による他の有益な効果を上回った可能性があると考えています」と研究を主導した認知神経科学者のクリスティン・ブルーム氏は語る。
やはりロックダウンはきわめて高い負荷の精神的ストレスをもたらしたと言えるのだろう。心身の健康に直結する睡眠をくれぐれも軽視しないようにしたいものだ。
参考:「Daily Mail」、「CNN」、ほか
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